中四国や九州最大の封筒メーカーとして広く知られているツバメ工業(株)(四国中央市、石川喜平社長)の大野原工場に建立していた鳥居が2004年8月の台風で破損。
石川社長は先代・石川善太郎翁の遺志を無にしたくないと最上稲荷高松支院の柳田康秀別当に相談したところ、「広く浄財をつのって復興することが望ましい」。
以来、多忙な社長業のかたわら浄財をつのり新春1月から建設に着手し、“勝負の大安吉日”の2月25日、柳田別当を迎えてツバメ工業(株)守護之尊「最上位経王大菩薩・伝承法要並開運吉祥鳥居」開眼式を厳やかに執り行い、商売繁盛や家内安全を祈願した。鳥居は白色を3度塗りし朱色を再び3度塗り返しているため見事な朱色が青空に映えたが、開眼式の前日2月24日は温暖な香川県にしては珍しく“大雪”となり式典が心配されたが当日は快晴のため石川社長や母堂は大喜び。
台風で破損の鳥居を復興
2005年02月25日