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トップの提言〜ものの考え方〜

ドラッカー・マネジメント

「基本と原則に反するものは例外なく破綻する」
「転換期にあって重要なことは、変わらざるもの、すなわち基本と原則を確認することである」
 ・ドラッカー理論は人の幸せを追求する経営学である。
人がおかれる環境でどうしたら幸せになれるのか?
人がおかれる環境とは、社会、会社が大きな存在なので、その社会、会社を研究した。
「成果を上げることは習得できる。そして、習得しなければならない。」
「組織とは、共通の目的(=使命)を持つ人たちが集まって、役割分担をしている。」
・なぜ個人ではなく組織が必要なのか?
「組織の目的とは、凡人をして非凡なことをなさしめること」
ドラッカーが言っていたのは、「Management By Objectives And Self-Control」
直訳すると、自己統制と目標による管理
判断・選択・決定を自らが行い、その上、責任を負う
自己決定感に基づくマネジメントがドラッカー・マネジメントの考え方
判断・選択・決定を他者が行い、その責任を自分が負うのでは、やらされ感になってしまう。
 ・マネジメントの役割は3つ
1)成果をあげること、2)人を生かすこと、3)社会に貢献すること
 ・成果とは、売上でもなければ、利益でもない
「成果とは、われわれの仕事の結果として、顧客に現れた好ましい変化のことである」
「だから、成果はすべて組織の外に現れる」
「利益は、目的ではない」
 ・人こそ最大の資産
「人を育てるな、仕事ぶりを育てよ」
「弱みに目を向けるな、強みだけに焦点を合わせよ」
「弱みがないことを評価するな、優秀な者ほど間違いは多い」
 ・「第一に、われわれの仕事そのものの貢献度を高め続けること」
「第二に、われわれの仕事によって意図せずに生じてしまう悪影響を処理し続けること」
「事業の目的として有効な定義はただ一つである。それは、顧客の創造である。」
「だから、あらゆる組織がもつ(もつべき)2つの基本的機能は、マーケティングとイノベーションである。」
「マーケティングとは、顧客を知るためのあらゆる活動」
顧客は常に満たされていない
「イノベーションとは、顧客の新しい満足を生み出す活動」
「リーダーシップとは、人間の視点を高め、成果の基準をあげさせ、人間の人格をして通常の制約を超えさせるものである」
「リーダーにカリスマ性はいらない。むしろ、持っているほうが有害ですらある」
・リーダーの4つの要件
1)組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立すること
2)リーダーシップを、地位や特権ではなく責任と見ること
3)周囲からの信頼が得られること
4)そして、リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。

2011.5.26.


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