「 購入の決め手 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
Hさんが、かつて海外旅行に行った時のことです。自宅に飾る絵を求めて、小さな画廊に入りました。
店内には、新人の芸術家の絵が多数かざられていました。Hさんはどの絵にしようか、悩んでいました。
やがて、一つの絵に目が留まりました。その絵は版画で、ほかの絵にない数字にHさんの購買意欲がかきたてられ、購入を決めたのでした。
その数字とは、絵の右下に記されたエディション・ナンバーでした。版画は、複数枚刷れますが、絵としての価値を保持するために、刷る枚数を限定することがあります。その証拠としてふられた番号がエディション・ナンバーです。
品質や価格、量、納期など、私たちが商品を購入する際には、いろいろな判断材料があります。今回のHさんのケースでは「希少性」が決め手となりました。
商品の付加価値は、工夫次第です。他社との差別化を図ることによって、より魅力ある商品やサービスを提供したいものです。
魅力ある商品やサービスを提供しましょう。
以上のことより、製造業にとって、売上を伸ばすためにも他社との差別化を図れる魅力的な商品をユーザーに提供することが大切であると感じました。
2022.5.31.