「 働き方 」(稲盛和夫著)を読んで
感想文:高橋悦夫
私は今まで本を読む事が無く本に興味が無かったが、今現在失業中であることもあり今回は、稲盛和夫さんの「働き方」と言う本を読もうと思いました。
本を開き、もくじを見て先ず引かれたのが、6章の創造的に働く__日々、創意工夫を重ねるに目が止まりました。またその中でも簡単な掃除一つでも人生は変わるに引かれました。掃除が人生を変える、一体どう言うことなのだろうと思いました。
前職で先輩社員が私に掃除もまともに出来ない人は、まともな仕事は出来ないと言われた事がありました。その時は何の事だろうと思いました。
自分もそうであったが、誰もが最初はイヤイヤ漫然と取り組んでいる掃除を色々創造的に取り組んで最終的に一時的にはコストは掛かるが、長い目で見れば手間や時間の削減につながります。普通の人ならここで終わる所ですが、さらに掃除機を自分で改良して効率化と質的向上を図るそう言ったどんなに小さなことでも何でも積極的に取り組み、常に何事にも問題意識を持って、現状に工夫、改良を加えて行こうという気持ちを持って取り組もうとする人とそうでない人とでは時間は掛かるかもしれないが、長い間に驚くほどの差が生まれて来るのだと言う事。私もそうであると思いました。現状に飽き足らず毎日少しでも良くありたい、自分も日々向上していきたいという思いで何事にも取り組みたいと思います。
私も日々の生活や仕事で少しの創意と工夫を上乗せしていき、今日と言う日が昨日よりもわずかなりとも前へ進むことが出来るように。そのように、より良くありたいという思いが、今後の仕事や人生では何より大事であると、また今後はそうありたいと私は思いました。
2021.11.24