「 使うための心理学 」(ポーポー・ポロダクション)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
心理学は、実際に使えて意味がある。あらゆる行動には理由があり、たいていは同一の思考パターンや行動の法則があるもの。
心理学を学べば、相手の言動の裏側が見えてくる。これらを理解していれば、コミュニケーションの悩みが軽くなり、おだやかな人間関係を構築しやすくなる。
心理学は、実験などを通して人の心理傾向を観察、研究している学問。人間関係では、いくら心理学を活用して努力しても、相手の行動が変化しないことがある。人は努力すると、見返りを求めたがる心理がある。
人間関係は、持ちつ持たれつの関係、あまり過度の見返りを期待しないほうがよい。もしも努力が実らなかったとしても、大事なのは、変えることでなく、変えようとしたその行動。相手のことを理解しようと努力して、相手の気持ちになって考えたことは、今後の人間関係にも活かせるし、何よりも自分のためになっている。強くて優しい視野の広い人間に近づくはず。
2021.3.31.