「 世の中、何が幸いして、何が災いするか、わからない 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
今までとても順調にいっていた人が、ある日突然、奈落の底に突き落とされたかと思えば、その反対に、それまで不遇の日々を送っていた人が、一夜にして成功をおさめてしまうという栄華(映画)にでてくるような夢を見ることもあります。
つまり人生には苦楽がつきものです。運が悪いから、不幸な現象が続いたからといって、悲観してはいけません。一時的な現象に目を奪われ、一喜一憂していては、今後訪れるはずの面白い展開に発展しません。一見すると、明らかに不幸な現象のように思えても、実は今後展開する幸運を招き寄せるきっかけになるかもしれません。
例えば、不況のせいで商売がうまくいかなかった商店主が、ディスカウントストアに転身して利益を大幅に伸ばしたという話や、パッとしなかった玩具メーカーが、苦肉の策として子供向けのゲームソフトを開発し、そのヒットのおかげで大躍進を遂げたという例もあります。
たとえ、今が辛く苦しい日々が続いても、明るく、楽しく、朗らかに、明るい未来のみを見つめていれば、毎日が活き活きとして、突然訪れるチャンスをつかみやすくなります。
2021.3.31.