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「 もの忘れを90%防ぐ法 」(米山公啓)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

人は年をとるとともに、もの忘れすることを嘆きます。

どうして忘れてしまったのか、と後悔したり、ボケてしまったんじゃないかと不安になったりする。もの忘れにいつまでもこだわっている間は、せっかく持っている能力を生かすことができない、ということはいえるようです。年だから、覚えられないから、このようなマイナスの感情は、新しいことを覚えたり、チャレンジする意欲をなくさせます。このことは、年齢と関係ない。

もの忘れは、脳の問題ではなく、心の問題であるといえる。

もの忘れする理由は、年齢とは別のところにある。一言でいえば、もの忘れするようなことは、もともと興味がないのです。記憶には絶対に必要なものと、そうでないものがある。いいこともあれば、悪いこともあるのが人生。人が生きていくためには、記憶することは大切ですが、ムダのことを忘れることも、同じくらい大切。忘れてもいいことを忘れるからこそ、忘れてはならないことを覚える余裕が生まれる、ともいえる。

・集中しすぎない、ちょっと手を休めていい脳波を出す
・自分の定義の話題を最低三つは用意しておく
・七つに分類して考えるを習慣にしてみる
・右脳鍛錬法 文字でなく映像、イメ-ジで考える
・脳に記憶を固定させるイメ-ジで覚えてみる

2020.10.30.


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