「 ミスを減らす 」 を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
中途で入社したM氏。業務に慣れ始めた頃、仕事でミスをしてしまいました。
二人のお客様に、連絡事項を伝えなければいけないところ、一人にしか連絡をしていなかったのです。連絡の漏れたお客様から電話で尋ねられて、連絡ミスが発覚したのでした。
日頃、上司から「どのようなことにも、細心の注意を払い、確信を持ってチェツクをするように」と言われていましたが、実行ができていませんでした。
Mさんは「連絡ミスが起きた原因は、チーフと正対していなかったからだ」と気づきました。チーフが年下であったため、業務を指示されても、「自分のほうがわかっている」と思い、軽んじていたからでした。
そこで、今まで座ったまましていた挨拶を丁寧にしようと思ったのです。翌朝から、チーフの席の前へ行き、向き合って挨拶をするようにしました。すると、それまでのわだかまりが解けて、すっきりした気持ちになったのです。
次第にミスが少なくなり、Mさんはチームの中で頼られる存在になったのです。
「些細なことにも注意を払いましょう。」
以上のことより、職場での心構えの大切さに気づかされた思いです。
2020.6.30.