「 予定外の出来事 」 を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
仕事やプライベートにおいて、急な仕事を頼まれたり、思わぬトラブルで約束の時間に遅れるなど、予定外の出来事はあるでしょう。
設備会社で働いているDさんは、上司から、別の担当者の工事現場を引き継いでほしいと言われました。その工事現場は急に仕様の変更をしたり、追加工事や工期の短縮をするなど、予定外の出来事がよく起こります。
Dさんが現場担当に就くと、同様にトラブルが続きました。ある日、仕事の愚痴を妻にこぼすと「あなたに何とかして欲しくて、現場を任されたんじゃないの」と言われたのです。その言葉に、憤る気持ちが薄れていくのを感じました。
それからは予定外の出来事やトラブルがあっても、前向きに受け止めて、対処していきました。すると、どのような状況でも工事がスムーズに運ぶようになり、無事に工期を終えることができたのです。
新たな展開が可能かどうかの分かれ道になるのは、心の持ち方です。トラブルの要因を追求するだけでなく、積極的に対処していくことも必要でしょう。
以上のことより、予定外の出来事にも、心の持ち方が大切だと感じました。
2020.5.30.