「 ストレスを見方にする方法 」(野口京子)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
現代は、「ストレス時代」と言われます。「営業目標を達成しなければならない。ストレスがたまる一方」そうぼやいている人は多いはず。
職場での仕事のノルマや人間関係に、都会に住んでいればラッシュ時の通勤電車にストレスを感じる。そのしわよせは家庭にも影響し、子供は子供で、学校生活やら受験勉強やらで、やはりストレスをためこんでいるようです。「ストレス時代」と言われるのも、ぼやきたくなるのも、無理もない話です。「ストレス」と言う言葉を使って、ぼやくだけならいいですが、なかにはぼやく余裕もなく、ストレスが原因で病気になる人もいる。でも、だからと言って、そうそう簡単に会社を辞めたり、配偶者に会社を辞めさせたりするわけにはいかない。会社を辞めても、別の仕事につかなければ食べていけないし、新しい職場には、またその職場なりのストレスがある。
人間には、生きている限り、大なり小なりのストレスがついてまわるもの。ストレスとかかわりを持たずに生きていくことは不可能。軽やかに世の中を渡っていく人、いつも楽しそうにしている人など、はた目にはストレスなどなさそうにみえる人もいる。そういう人でも、本当にストレスと無縁なわけではありません。ただ、ストレスと上手に付き合っているのです。
人間はなんらかのストレスがなければ、充実した人生が送れないという事。ちょっとしたコツを身につけて、上手にコントロ-ル、していければ良い。
2020.2.28.