「 脳を最高に活かせる 」 を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
私たち人間は、頭の中で思っているものの、いざ行動に移すとなると躊躇したり、途中でやめてしまったりします。人間の脳には「失敗してしまうかもしれない」「自分には出来るわけがない」といった消極的な思考になると、発想や行動にブレーキを掛けてしまう悪い癖があり、ネガティブ・バイアス(否定的偏向)と呼ばれていると記している。
人間の祖先は、常に危険と隣り合わせで狩猟や採集を行い、生き残るために集団形成してきた。他人の評価に対しては、敏感になり気配りしなければなりません。自分がやりたいことよりも周りと同調することを優先し、独自の考えではなく、集団の意見を大切にするようになりました。打破するには、人生で初めて経験することが最高のトレーニングになる。それがたとえ難しく、険しい行動であっても、挑戦することが、日々の人生において、前進ができ、生き甲斐に繋がっていく。好奇心のスタートは「興味・関心」です。「良いことがありそうだ」「面白そうだ」「お金持ちになる」などの動機が、やる気を起こす脳の神経回路を形成させます。脳はたとえ間違った情報でも、それが正しいと信じ込むことによって、心にも身体にも変化をもたらしている。病は気からや偽薬のプラシーボ効果です。ポジティブに考え、前向きに行動することです。
アイデアがでなくて煮詰まってしまったなら、英語にsleep on itそれを一晩寝て考える。という言葉があるように、夜は早めに寝て、朝早く起きることで解決する場合が多いです。
「相対性理論」を始め、物理学の世界に多大な功績を残したアインシュタインは、「あなたの強みは何ですか」という問いに、「私の強みは好奇心である。」と答えたそうです。
2020.2.28.