「道をひらく」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
「自問自答」
自分のしたことを、他の人々が評価する。ほめられる場合もあろうし、けなされる場合もある。冷ややかに無視されることもあろうし、過分の評価にびっくりすることもあろうし、さまざまの見方があって、さまざまの評価がある。
だから、うれしくなって心おどる時もあれば、理解の乏しさに心を暗くする時もある。一喜一憂は人の世の習い。賛否いずれも、ありがたいわが身の戒めと受け取りたい。
だがしかし、やっぱり大事なことは、他人の評価もさることながら、まず自分で自分を評価するということである。自分のしたことが、本当に正しかったかどうか、素直に正しく自己評価するということである。
これは決して容易でない。安易な心がまえで、できることではないのである。しかし、そこから真の勇気がわく。真の知恵もわいてくる。
以上のことから、素直に正しく自己評価するということの大切さを、改めて、さとされた思いがした。
2019.9.30.