稲盛和夫氏の 「考え方」 を読んで
感想文:土肥義明
先ず共感を覚えたのは、自分の考え方次第で自分の人生を素晴らしいものにすることも出来るし、また壊すことにも繋がるということです。
人は誰でも順風満帆な人生を送ることは出来ません。全てが上手く進むと良い人生を送ることが出来ますが、人には大なり小なり試練が与えられています。それは全てが順調に行ってしまうと腰の無い人間になってしまったり、ひ弱な人間になってしまったりと試練に耐えきれない人になってしまいます。人生に於いて厄年があるというのも頷けます。
全てが順調に行くことが出来れば良いとは思いますが、時には厳しい試練も必要です。
その試練に直面した時には、自分の考え方をしっかりと見定めて真正面から受け止めて、暗くならないように、常に前向きで振る舞うことが大事だと思いました。自分の人生を素晴らしいものにするのか、或いは壊してしまうのか自分の考え方次第です。
悪く考えてしまえば、人を恨んだり妬み、世を妬み、まともな生き方をしないでいると、結果はマイナスとなってしまい人生に負の結果を残してしまいます。
また逆に大変な苦難に遭遇したとしても、それを真正面から受け止めて、人生を前向きに明るい心で一生懸命頑張るならば素晴らしい人生の結果を残すことが出来ると思います。
自分自身の考え方次第で人生を素晴らしいものにするのか、人生をどん底にしてしまうのか、自分の考え方次第であると共感しました。
そしてそれは、プラス思考で考えて、マイナス思考では考えない、常に前向きな考え方をするということ、自己愛ではなく利他愛に徹していくということ、このことを忘れずに努力していけば、素晴らしい人生をもたらしてくれるということを考えさせられました。
2019.7.30.