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トップの提言〜ものの考え方〜

「見えることを活用しよう!」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

「目で見えること」というのは大切なことです。目で見えることというのはとても大切なことです。人に聞かないで、計算しないで、調べないで、判断しないで、すべてのことがその場でわかってしまうのです。
ですから時々刻々、状況が変化するモノづくりの現場でベストの判断をするためには、この「目でみえること」を工場中に広げることです。そうすれば、工場の運営はとても楽に正しく行うことができるようになります。現場ではすべてのものを情報といっしょにして下さい。例えばモノの置き場には、品名と同時に量の最大最小の表示もあるので、決して買いすぎやつくりすぎは起きないし、その逆の不足も起きません。現場の人は、そこで見るだけで過不足の状況が判断できるからです。コンピュータや台帳を調べる必要もありません。誰が見てもわかるようなモノの流れになっていることも大切です。難しい外観目視検査も、わかりやすい見本が設置されていれば、不良品が発見されやすくなります。あらゆる面で目に見えることは役に立つのです。逆になかなか問題が解決しない場合は目に見えていないことが多いものです。
見える情報は現場の判断レベルを格段に向上させます。

以上のことは、どのような生産現場においても参考になることだと感じた。

2018.9.29.


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