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「 人生を愉しむ本音の生き方 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

「起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」というように、どんなに裕福になったところで、寝るスペースは限られている。そして食事も一日に米二合半食べるのが精一杯だろう。人間そんなに大差はない。貧乏は幸せを手放すことではない。ぜいたくをしなくても幸せな気分で生きることはできる。心豊かに暮らしていける。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」何事も過ぎるはよくない。
「情けは人の為ならず」人にかけた情けは自分に巡ってくるものだ。自分ほど大切なものはない。これは本能だ。しかし「自分さえよければよい」では人は助けてくれない。自分一人でできることはわずかである。人の協力を得なければ何事もできないと言ってもいい。助け合いの精神だ。

他人からの悪口への対処法の一つとして、前向きに自分の反省や改善に役立てる方法がある。お手本は、いつも謙虚なものまね芸人のコロッケさんだ。幼いときから母親に言われた教えがいつも脳裏にあったそうだ。「あおいくま」「あ=あせるな」「お=怒るな」「い=威張るな」「く=くさるな」「ま=負けるな」これが、生家の家訓だそうだ。悪口や批判を浴びて、落ち込みそうな時や、褒められて有頂天な時にも、この言葉が自分自身への戒めになったと語っている。

身近なところで「トイレの神様」ではないが、トイレ掃除もやってみると、すっきりして幸運が舞い込むようだ。昔から家相や風水学で言われていることで、まずトイレを綺麗にすれば、家の中が清潔になり、気分が良くなり、健康にもいい。

健康寿命人生80年、自分が活躍できる場、自分を必要としてくれる場、そして自分が生き甲斐を感じられる場を確保できる人は幸せだ。

2018.7.31.


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