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トップの提言〜ものの考え方〜

「幸せに成功する方法」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

成幸者の習慣の1つとして、お墓参りを決して欠かさないことです。ご先祖様に近況を報告する習慣があります。今の自分がこうして幸せでいられること、家族が健康を害することも事故や災難に巻き込まれることもなく暮らしていられるのは、自分の親、祖先が陰ながら見守ってくれているからだと心から信じている。祖先に守られているから、安心で伸び伸びと事にあたれるのです。受けたご恩を忘れてはいけない。あの時、あの人が助けてくれなかったら今の自分はない。昔の恩をいつまでも忘れず胸に秘めています。

良いことがあるから明るくなるという発想で物事を考えるのではなく、明るくしているから、良いことが起こると考えている。ゆえに常に明るく振舞うのです。磁石の法則と言われるものがあります。出会いにはこの法則がよく使われているのですが、自分と同じ志、考え方、ライフスタイルを持った人が寄ってくるというのです。

「自分が人生の最期にどうなっていたら幸せと思えるのか」を考えてゴールを設定する。成幸者は、この手法を取れば最終ゴールを達成する確立が飛躍的に高まることを知っています。なんとなくでは、目的地に到達することは、はるかに難しい事になるでしょう。

普通の人の勝利とは他人に勝つことを意味しますが、成幸者にとっては昨日の自分を越えることが勝利です。他人より優れていたいという欲求もなく、常に自分を磨き、さらに高めることだけに意識を向けています。自分の中の最も良い部分を見つけては引き出し、いつも昨日の自分を超えようと努力しています。自分が成長することに常に貪欲で学ぶ意識を片時も忘れていないということです。それは、守りに入れば必ず衰退すると歴史上の偉大な人物から学び、よく知っているからです。概ね文明が衰退する引き金となるのは、栄華を極めた状況に満足した支配者が守りに入ることにあります。成長の放棄です。

高みを目指すことをやめたら、後は下降のみです。この法則は、あらゆる事象にも当てはまり、あらゆる時代・国に共通の不変の法則です。

2018.4.28.


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