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稲盛和夫著 「成功」と「失敗」の法則を読んで

 感想文:高速チーム 合田義治

稲盛和夫様の本を探して、まずこの一冊を見つけました。その後、稲盛様のコーナーを見つけ、そこには数種類の本が有りましたが、最初に見つけたこのタイトルにひかれ、この一冊を選びました。
まず読み始めると、『試練を通じて人は成長する』とありました。私は「まぁ、そうだろうなぁ」と読み続けると、大成功を収め誰もがうらやむすばらしい人生と思うが、実はその後こそが試練と言うことでした。成功以前と同じように努力できるかというと、難しいと思います。それに打ち勝つのは、まさに試練だと思いました。

『他に善かれかし』と何度かでてきます。これは成功へのキーワードの1つかなと思い少し調べると、世のため、人のために尽くすと出てきました。

また、稲盛様が円福寺のご老師から教えていただいた話を紹介していました。
地獄と極楽の話なのですが外見上はどちらも同じで、違っているのは、そこに住んでいる人の心だけで、地獄には自分の事しか考えない人が住んでおり、極楽には思いやりにあふれた人が住んでいるというのです。
子供の頃、地獄といえば、痛そう、熱そうな絵を見て凄く怖かった事を思い出しますが、今、そう言われれば、自分の事しか考えない人しかいない世界は恐怖でしかないです。
考え方ひとつで結果や評価に、まさに天と地の差が出るので、少しでもいい方へと心がけようと思いました。

あと、正しい生き方として、公正、公平、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠実に基づき行動しようと書いております。
自分自身、転職し人生の転機に素晴らしい一冊に出会えた事に感謝し、実践しようと思いました。

2017.9.13.


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