「いいことがいっぱい起こる習慣」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
マイナス言葉は一切使わない。愚痴、文句、不平不満、嘘、泣き言、悪口を口にするとそのたびにマイナス体質に傾いていくので、強運体質から逆行します。
特に気をつけたいのが「疲れた」という言葉。疲れたと言うと体に残っていたわずかなエネルギーまで消耗され、余計に疲れてしまいます。かわりに、よくやった、よく頑張ったというと、体中にじわじわとパワーがみなぎってきます。
つい他人を不快にすることを言ってしまった、思わず嫌味なことを言ってしまった。相手に対する嫌な言葉は、結果自分の元に返ってきて、同じようにマイナスの現象を引き起こします。マイナスの言葉は自分自身を傷つけてしまいます。言霊とは、言葉に魂が宿ると言われています。言葉一つで人は傷つき、対立してしまいます。言葉に愛情を込める意識付けを行い、自分が言われて嬉しい言葉を伝えてあげると、それは自分の元に返ってきます。時には愛情のこもった厳しい指摘は必要です。
コミュニケーションで大切なものは、聞き役にまわることだといわれます。
相手(お客様)の気分が良くなるコミュニケーションのポイントは、まず最初に相手の話を徹底して聞いてあげること。そして感じのいい相づちを打つことです。
「それは、すごいですね」「なるほど」「素晴らしいですね」「知りませんでした」「その通りですね」。逆に否定的相づちは、その場を凍らせてしまいます。会話をしていて気持ちいい人は、相手への気遣いが伺えます。相手が何を話したいのかという瞬時の洞察力。相手を接待するホスト役な部分は日頃から培っていきたいと思います。
2016.1.30.