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トップの提言〜ものの考え方〜

「いいこと」がいっぱい起こるブッダの言葉を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

品格を上げるには「安心」「信頼」「楽しみ」
心のより所がある人は、美しく成熟していきます。人から美しさを奪う一番の理由は、孤独感です。いざというときに頼れる人がいないという不安は、若さを蝕みます。人から気品を奪うのは、人を疑う気持ちです。人から活力を奪うのは、幸せを分かち合う相手、話をする相手がいないという寂しさです。人のために、よいことをすれば、満足感に満ち溢れます。歓喜にあふれた生活を送れます。接客業で優秀な成績をあげる店員さんに共通の性格は、サービス精神が旺盛であることです。優れた店員さんは「売上をあげること」よりも「どうしたらお客さんに喜んでもらえるだろう」と考えます。お客さんを幸せにすることが、自分自身の仕事の満足感につながり、自分に良いことが返ってくると知っているからです。努力しても商売がうまくいかない場合には、自分がいいと思うことと、お客さんがいいと思うことにずれがあるからです。すれ違いを避けるためには、相手のライフスタイルをよく観察して、相手の話をよく聞き、真のニーズをつかむことです。相手の立場に立って考えることが出来る人は、本当に人を満足させることが出来ます。ほめ言葉は、自分の心を大掃除できます。相手の長所を見つけ、それを盛大にほめてあげます。人をほめるのは、自分自身の心を清める行為です。相手のほめられて喜ぶ顔を見れば、自分もうれしくなり、もっと人から好かれたい、もっと相手を喜ばせてあげたいと思えるものです。清らかな謙虚な気持ちで話し、行動する。そうすれば人間関係で、たくさんのいいことに恵まれます。気持ちは態度にあらわれるものです。豊かな気持ちが、豊かな行いを生み出すのです。たくさんの人たちの助けがあって、今の自分がある。一つ一つの成功は、自分の力だけでなく、周りの協力があって成し遂げられたものです。そんな謙虚な気持ちに溢れている人は、誰に対しても腰が低く、ありがとうという言葉をたくさん使うものです。それだけ他人の協力や気遣いに気付ける力があるということです。清らかな謙虚な気持ちで物事を見ると、人のやさしさや、多くの人の手を借りていることに気付きます。「ありがとう」を頻繁に言うようにするほど、それがよく見えるようになります。ささいなことへの不平不満、怒りなどは、結局自分を不幸にしていると気付かされました。

2015.10.30.


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