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トップの提言〜ものの考え方〜

スペンサ-・ジョンソン 「頂きはどこにある?」を読んで

 感想文:高橋裕樹


 「チ-ズはどこへ消えたの?」も面白かったので、スペンサ-・ジョンソンの本を読む事にしました。
 山と谷の物語になるのですが、ある若者が、谷で住んでいたのですが、毎日の生活に安定感がなく、仕事もうまくいかない日々を送り、ネガティブ発想ばかりでした。ある時、山に登ろうと考えるのですが、登れなかったらどうしようとか、雨が降ったらどうしようとか、決断できません。しかし山に登る事にしました。簡単には、登れず時間もかかったのですが、山頂に成功。そこで裕福(成功者)な老人に出会い「山と谷の対処法」の話を聞く。どこでも、誰でも仕事でも私生活でも、必ず山と谷がある。山と谷はつながっている。
 今日の順境で過ちを犯せば、明日の逆境をつくりだす。そして、今日の逆境で賢明なことを行えば、明日の順境をつくり出す。いろいろな話を老人から聞いたのですが、行動するかしないという事です。はるか遠くに大きな山が見え、登る決断をしたのですが、大変大変苦労し、山頂へ。その時、ネガチィブ発想をポジチィブ発想に変える能力がついていました。逆境にひそむ利点を見つけ、それを活かせば、谷を山に変えることができる。自分なりの具体的なビジョンに真にしたがえば、山をつくり出すことができる。恐怖心は消え去り心穏やかになり、うまくいくようになる。
 計画性をもち、前向きに行動すれば、成功する。ピンチはチャンスだと発想転換する。若者は、発想転換したおかげ、老人のおかげで、成功者となりました。
 私も気持ちの持ちようで発想転換し、仕事に励みます。

2012.1.5.


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