― 石川久美子(昇天10周年)追悼会 ―
日 時:2020年10月8日(木)11:30~12:20
場 所:将八うどん
追悼(ついとう)・・・死を悼(いた)み、悲しむこと
・追悼会 目的
①「故人を偲び、今を精一杯生きる」
②「懇親会を通じて、激変の時にベクトルを合わせる」
③お客様の為に、旨い、安い、早い 8441哲学
④ホワイトボードに書いて、問題を共有する。
仕事=問題点を明らかにし、共有し、解決する。
(単なる作業ではない)
・内容
将八うどんにて昼食
■将八うどんの理念
「味と活気」
‐私たちは原材料と味にこだわりを持ち、常に明るさと、活気を持ち続ける事を誓います-
毎月8・18・28日 うどん一杯に天ぷら一個無料
感想
・店員さんの表情が明るく、対応が早い。楽しんで仕事をしていると感じた。
・麺を細麺にして茹で時間を短くすることによって、お客さんの回転率を上げている。
・工場で製麺することによって、麺の均一化、店の厨房での作業の簡素化を図っている。
・うどん(小)でも量が多い、天ぷらも大きい、そして安くて美味しいのでお得感がある。
*
10/9(金)社長より
昨日は、とても良い、久美子の昇天10周年を迎えることが出来ました。
感謝!感謝!感激!感激!全ての人に感謝!感謝!感激!感激!
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■2011年10月8日「敬天愛人」HP記事より
「心を高める 経営を伸ばす」
自らの想いと妻への感謝の意を表し、新たな生きる希望を燃やすきっかけとなったモニュメント墓。
「敬天愛人」は、我が師匠稲盛和夫さんから戴きました。
左側面の板には、妻への「感謝状」として言葉が刻まれています。
< 感謝状 >
記事:岩倉
「 もの忘れを90%防ぐ法 」(米山公啓)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
人は年をとるとともに、もの忘れすることを嘆きます。
どうして忘れてしまったのか、と後悔したり、ボケてしまったんじゃないかと不安になったりする。もの忘れにいつまでもこだわっている間は、せっかく持っている能力を生かすことができない、ということはいえるようです。年だから、覚えられないから、このようなマイナスの感情は、新しいことを覚えたり、チャレンジする意欲をなくさせます。このことは、年齢と関係ない。
もの忘れは、脳の問題ではなく、心の問題であるといえる。
もの忘れする理由は、年齢とは別のところにある。一言でいえば、もの忘れするようなことは、もともと興味がないのです。記憶には絶対に必要なものと、そうでないものがある。いいこともあれば、悪いこともあるのが人生。人が生きていくためには、記憶することは大切ですが、ムダのことを忘れることも、同じくらい大切。忘れてもいいことを忘れるからこそ、忘れてはならないことを覚える余裕が生まれる、ともいえる。
・集中しすぎない、ちょっと手を休めていい脳波を出す
・自分の定義の話題を最低三つは用意しておく
・七つに分類して考えるを習慣にしてみる
・右脳鍛錬法 文字でなく映像、イメ-ジで考える
・脳に記憶を固定させるイメ-ジで覚えてみる
2020.10.30.
墓花
誰かが華を飾ってくれました。
感謝、感謝!
( 撮影/記事:社長 )
「周囲の支え」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
人は一人で生きていくことはできません。私たちの生活は、多くの人の働きによって支えられています。
入社八年目になるDさんは、二人の後輩と共に仕事をしています。ある日、後輩の一人が風邪をひいて休むことになりました。
後輩は日頃から資料を整理し、Dさんとは報告・連絡・相談を密にしていました。そのため急な休みでしたが、何をやるべきかがわかり、スムーズに仕事を進めることができたのです。Dさんは、後輩の管理能力の高さに感心しました。
普段は意識しなくても、職場においては仲間が、家庭においては家族が自分を支えてくれています。忙しい中でも、身近な人がやっていることに目を向ける心のゆとりは必要でしょう。
「自分が教えてきた仕事は、後輩たちがきちんと受け継いでくれているんだ」と確信し、仕事に一層のやりがいを感じたDさんでした。
そうしたやりがい感が、働きをより良いものにしていくのです。
身近な人の支えに目を向けましょう。
以上のことより、普段より、自分の周囲の人の支えに感謝する気持ちが大切だと感じました。
2020.10.30.
「 失敗と成長 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
仕事をする中で、失敗は、誰しも一度や二度はした経験があるでしょう。
例えば、操作の誤りや情報の伝達漏れ、伝票の記載ミスなど様々でしょう。また、体調不良や不慮のトラブルによる失敗もあるでしょう。
その時に味わう悔しさや辛さを、すぐに切り替えることは理想ですが、実際には立ち直るまでに、相当な時間がかかる場合もあります。時には必要以上に自分を責めたり、言い訳をすることがあるかもしれません。
しかし、まずは、「この悔しさ、辛さが、自分の成長につながる」と、意識の矛先を変えてみることです。その時、正直に非を認め、心から関係者に詫びる勇気がわいてくるものです。
さらに、その後のひたむきな努力によって、仕事の技術が向上し、精神も強くたくましくなるでしょう。
失敗はしっかりと反省し、それをバネにして、仕事のクオリティを上げ、より良い働きにつなげたいものです。
失敗を成長につなげましょう。
以上のことより、失敗から意識を変え、成長につなげることが大切だと感じました。
2020.11.30.
年末年始休業のお知らせ
*
2020年12月27日より、2021年1月5日まで、全社年末年始の休業と致します。
何卒宜しくお願い申し上げます。
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
“「ありがとう」は何だと思う” を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
「ありがとう」という言葉ほど、日常的でかつ重要な言葉はない。
その「ありがとう」の反対は、感謝の反対だから憎悪でしょうか。こん畜生でしょうか。いえ「ありがとう」の反対は「あたりまえ」と記している。
「ありがとう」とは「有り難い」ということです。「有り難い」の反対は、「あることが簡単。あることが普通」ということで「あたりまえ」ということになります。
「あたりまえ」とは、夫婦関係、仕事の同僚、毎日食べている食事、健康な身体、普段乗っている交通機関、洗濯機などの家電製品です。最近休日に洗濯しますが、洗剤を入れてスイッチを押すだけです。もし洗濯機がなく、洗剤もなく、手洗いで全部洗うとなると、考えただけでも恐ろしくなります。
そこにあるのが、「あたりまえ」になってしまっている人やものたちです。
なくなった途端に、どんなにお世話になっていたかすぐに理解できます。
2020.12.25.
新年のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます
新型コロナウイルスの影響が拡大し続けております
この状況を憂い 心よりお見舞い申し上げます
事態が一日も早く収束することを祈るとともに
本年も変わらぬご愛顧のほどひとえにお願い申し上げます
令和3年元旦
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
2021年元旦 新春幹部会
新年元旦幹部会。
テーマ: フィロソフィと4現主義で経常利益率20%にしよう!!
「 目標を掲げる 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
希望を成就するには、具体的な目標を示すことが大切です。
Kさんは、数年前から、仕事を始める時に、その日の目標を口に出して言うように心がけています。
「快い返事」「明るい言葉かけ」「一歩一歩確実に」「躊躇しない」など、目標はその日によって変わります。それは、自分に足りないものであったり、その日の心構えであったりします。
目標とは、その人が進んで身につけたい内容にあたるものです。Kさんの日々の目標は、Kさんのこれからを具体的に表しているといえます。
目標とは、自分はこれをやるのだという自覚であり、それに向かって進むという、はっきりとした認識でもあります。
Kさんは、「目標を明確にして一日のスタートを切るようになって、心が明るくなり、積極的に仕事に取り組めるようになった」と言います。
日に一つ、目標を掲げ行動することで、向上していく自分を実感できるでしょう。
一日の目標を持ちましょう
以上のことより、一日の目標を掲げ、それを積み重ねることで自分の成長につなげることが大切だと感じました。
2020.12.26.
白梅咲く ♪
( 撮影/記事:社長 )
自宅の白梅が咲きました。
今日は、温かい1日になりそうです。
白い胡蝶蘭が艶やかに
ちらほらと雪が舞う中、今年は1日早い誕生日プレゼントが手渡されました。感謝、感謝!
( 撮影:社長 )
「夢は、紙に書くと現実になる」(ヘンリエッタ・アン・クロウザ-)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
夢を書くのにどんな紙を使えばいいか、あれこれ悩む必要はありません。ノ-トのように綴じてあるほうがいいか、綴じていないほうがいいかということも思いわずらう必要はない。使う紙は、罫線があってもなくても、質が良くても悪くても、綴じてあってもなくてもかまわない。
守らなければならないことは、ひとつだけ。夢を書くことには、必ず日付を記すこと。
自分が書きたいと思うように書く。
結果はきちんと得ることができる。
夢を書くことはどんな人にもできるし、正しい方法とか間違った方法というものはない。
思い思いの方法で書いてかまわないし、すばらしい成果を得ることができる。
書くことで、目標が定まる。
共時性が起こり、あらゆるものが味方になる。
望みどおりの家を見つけた。
不安を自信に変える。
実現したいなら、思いきってやってみる。
夢を書くとすばらしいことが起きる。
書くことが持つ力をあらためて深く認識する。
自分の夢を軽んじてはいけないし、あきらめてもいけない。自分にできたのだから、あなたにもできる。不安なのはみな同じ。とにかく夢を書いてみる。
2021.1.29.
「 相手を認める 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
戦国大名 毛利元就にまつわる「三本の矢」のエピソードは有名です。
三人の息子に、一本の矢は簡単にへし折られるが、三本の矢をまとめると、簡単にはへし折ることができない。兄弟三人がいがみあっていれば、毛利家はいずれ、敵に討ち滅ぼされよう。だが兄弟三人が一致団結し、力を合わせれば、敵が押し寄せてきても、打ち負かすことができる。
元就公が申す。長男隆元は優しい性格をしており、慈悲深いところがあるので、民百姓から慕われるという利点がある。次男元春は勇猛果敢で合戦上手なところがあり、戦術家として申し分がない。三男隆景は経済観念が発達しており、軍資金を工面するのが誠にうまい。三人が三人の長所を認め合い、尊重し合えば、毛利家は末代まで栄えよう。
職場においても学校においても、集団でものごとを行なう場合、お互いの利点を認めながら協力し合い、役割分担をしています。
「自分は必要とされている」「その場において重要な存在でありたい」「他人から評価されたい」という欲求、自己重要感というものがあり、「他人よりも優れていたい」という優越感もあります。相手の利点を認めるというのは、この自己重要感や優越感を高めることになります。
相手の能力を認め、高めあうことは重要です。
2021.1.29.
漸く会社の紅梅も、誕生日に咲きました。
( 撮影:社長 )
「 メモ上手になる 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
仕事をする上で重要なことは、「報告・連絡・相談」です。その際、メモを上手に活用すると、スムーズに進むことが多いようです。
話したいことをメモに記しておけば、サッと報告・連絡・相談ができます。また、相手の話をメモに書き留めておけば、指示を忘れてしまったり、誤解を招いたりするケースも防ぐことができるでしょう。
スポーツ事業などを主催するナイスクの会長の松尾 喬氏は、メモを取ることについて次のように指摘しています。
「話には四つの要素がある。要点・理由・具体例・結論だ。(中略)この流れが予測できていると、要素ごとに重要情報を待ち構えることができて聞きもらさずメモができる」と、メモを取る際のポイントを述べています。
どんな場合にもメモを取ることが習慣化されれば、仕事の幅も質も大きく向上させることができます。
取ったメモはきちんと整理し、自身の仕事の能力を向上させたいものです。
以上のことより、メモを上手く活用することで仕事を効率化し、自分の仕事の成長につなげることが大切だと感じた。
2021.1.30.
紅梅がほぼ満開♪
ほぼ、満開です。もうすぐ春です。冬は必ず春となる。(仁)
( 撮影/記事:社長 )
紅梅が満開になりました♪♪
( 撮影/記事:社長 )
満開です。もうすぐ春です。冬は必ず春となる。( 仁)
「かがわ働き方改革推進宣言企業」として登録されました
『 働き方改革 』とは、
働く方々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で「選択」できるようにするための改革です。
日本が直面する「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」、「働く方々のニーズの多様化」などの課題に対応するためには、投資やイノベーションによる生産性向上や、就業機会の拡大、意欲・能力を存分に発揮できる環境をつくることが不可欠です。
働く方の置かれた事情に応じて、多様な働き方を選択できる社会を実現することで、成長と分配の好循環を構築し、働く人一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指します。(厚生労働省HPより)
弊社でも「働き方改革」に取組む宣言をし、「かがわ働き方改革推進宣言企業」として登録されました(登録番号 第181号)。この宣言目標の達成を目指し、働き方改革の推進に努めます。
かがわ働き方改革推進宣言企業|香川県 (kagawa.lg.jp)
「 屋久杉から学ぶ 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
Kさんは、仕事が増える中、ミスが重なり、自信をもてずにいました。次第に「自分が成長できないのは、職場のせいだ」と思うようになったのです。
そのような時、鹿児島県の屋久島に行く機会がありました。圧巻の屋久杉を見ながら、ガイドの話を聞いていたKさんは、心をうたれました。
杉の平均寿命は五百年余りといわれています。屋久杉は、環境が悪い中でも樹齢二千年を超える巨木があります。花崗岩で栄養分の少ない山地に自生するため、成長が遅くなります。その分、年輪の幅が緻密になり、材は硬くなります。
また、樹脂の量が多いという特徴を持っています。樹脂には防腐効果があるため、長い年月でも腐らず、幹が硬いため折れずに生き続けられるのです。
Kさんは、厳しい環境の中でも屋久杉が成長するたくましさを知り、自分の考えの甘さを反省しました。そして、「これからは環境のせいにするのではなく、コツコツと努力し、時間をかけて成長していこう」という気持ちになったのです。
Kさんの人生の幹は、これからきっと、硬くて丈夫になっていくでしょう。
今できることをコツコツ続けていきましょう。
以上のことより、仕事の原因を環境のせいにするのではなく、自分自身でコツコツ努力することが大切なことだと感じました。
2021.2.27.
「 まじめな人ほど老化する 」(和田秀樹)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
中高年世代は、外見や行動だけでは、年齢がまったくわからないことが多い。同じ年齢の人でも、ものすごく若く見える人と、非常に老けて見える人がいる。
50代の人を見てみると、まるで30代であるかのように若々しく見える人がいる一方で、まだ50代なのに、元気がなく、70代くらいに老けて見える人もいる。気持ちが若々しいかどうかという点が大きく影響しているように思う。
人間というものは、感情から老化していくことが多い。中高年になってくると、意欲や、感情をつかさどる脳の前頭葉の働きが衰えてくる。感情や意欲の部分が老化してくると、何かをやろうとする気持ちが衰え、あまり活動したくなくなる。感情の老化を予防していくことが、見た目の老化も体の老化も、アンチエイジングを実現できる可能性が高い。
人生の中でたくさん素晴らしいことを見聞きしてきた中高年世代の脳は、多少のことでは刺激されない。脳のおじさん化、おばさん化を防いで心も体も生き生きとさせ、アンチエイジングで若返りを目指すために、意図的に遊びの要素をとりいれていくことをすすめる。中高年以降になっても、まじめ一筋で過ごしていると、脳が硬直化してきて、感情の老化が速くなり、体の老化も速めてしまう。
まじめな人ほど老化する。そうならないために、40代以降の方には、多少、不まじめになってでも、たくさん遊ぶことを提案する。
2021.2.28.
「 世の中、何が幸いして、何が災いするか、わからない 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
今までとても順調にいっていた人が、ある日突然、奈落の底に突き落とされたかと思えば、その反対に、それまで不遇の日々を送っていた人が、一夜にして成功をおさめてしまうという栄華(映画)にでてくるような夢を見ることもあります。
つまり人生には苦楽がつきものです。運が悪いから、不幸な現象が続いたからといって、悲観してはいけません。一時的な現象に目を奪われ、一喜一憂していては、今後訪れるはずの面白い展開に発展しません。一見すると、明らかに不幸な現象のように思えても、実は今後展開する幸運を招き寄せるきっかけになるかもしれません。
例えば、不況のせいで商売がうまくいかなかった商店主が、ディスカウントストアに転身して利益を大幅に伸ばしたという話や、パッとしなかった玩具メーカーが、苦肉の策として子供向けのゲームソフトを開発し、そのヒットのおかげで大躍進を遂げたという例もあります。
たとえ、今が辛く苦しい日々が続いても、明るく、楽しく、朗らかに、明るい未来のみを見つめていれば、毎日が活き活きとして、突然訪れるチャンスをつかみやすくなります。
2021.3.31.
「 使うための心理学 」(ポーポー・ポロダクション)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
心理学は、実際に使えて意味がある。あらゆる行動には理由があり、たいていは同一の思考パターンや行動の法則があるもの。
心理学を学べば、相手の言動の裏側が見えてくる。これらを理解していれば、コミュニケーションの悩みが軽くなり、おだやかな人間関係を構築しやすくなる。
心理学は、実験などを通して人の心理傾向を観察、研究している学問。人間関係では、いくら心理学を活用して努力しても、相手の行動が変化しないことがある。人は努力すると、見返りを求めたがる心理がある。
人間関係は、持ちつ持たれつの関係、あまり過度の見返りを期待しないほうがよい。もしも努力が実らなかったとしても、大事なのは、変えることでなく、変えようとしたその行動。相手のことを理解しようと努力して、相手の気持ちになって考えたことは、今後の人間関係にも活かせるし、何よりも自分のためになっている。強くて優しい視野の広い人間に近づくはず。
2021.3.31.
「 イオンを創った女 」を読んで
感想文:大阪営業所 新潟隼久
日本最大の小売りグループ、イオンの創業家、小島千鶴子氏の評伝だ。同氏はイオンの実質的な創業者、岡田卓也名誉会長の姉で、イオンの源流の一つ、岡田屋呉服店の社長も務めた。戦後の混乱期から実業を再興させ、高度成長期には人事部門の責任者として近代経営の基礎作りに尽力した。現在、102歳である。
評伝ではあるが、経営書といったほうがふさわしい。成功の姿を明確に描き、自分のもつ潜在能力を100%活用することの大切さを説く。人材の育成には時間も費用も惜しまない。教育を成長投資と位置づけた。長く小島氏に仕えた著者だからこそ、細かなエピソードを織り交ぜながら組織のあり方を論じている。
現役時代の口癖は「問題あらへんか?」だった。これは現場への関心を探ることであり、従業員の状況を把握することでもあり、ひいては従業員に当事者意識をもたせるためでもあった。部下は上司が「見てくれている」という安心感を得る。厳母と慈母の両面であろう。
労働集約的な産業の小売業はイノベーションを起こしづらいといわれるが、「人の心の革新」によって顧客の立場に立って意識的観察を行うことで新しい商品やサービスの提案が可能になる。組織作りに悩む中間管理職や若い経営者、そして女性へのエールにも読めた。
2021.3.31.
「 美点を探す 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
T社で支店長を務めるAさんは、業績の低迷が続き、社内の活気が薄らいでいることを悩んでいました。
ある時、Aさんは上司の勧めで経営者向けの勉強会に参加しました。そこで講師から、「仲間同士が朗らかにかかわれる雰囲気作りが大切です。例えば、美点発見に取り組んでみてはいかがでしょうか。」とアドバイスされました。
翌日、Aさんは講師のアドバイスを部下たちにも伝えました。そして、お互いに相手の美点を、一日一点見つけることを始めました。たとえば、相手が明朗な性格であれば、その点を褒めて、手帳にも書き留めるようにしたのです。
続けていくうちに、社員たちはお互いに多くの美点があることに気づきはじめ、それに呼応するように社内も明るさを取り戻していきました。一年が経つ頃には、業績が全国の支店の中で、トップに躍進したのです。
どのような気持ちで相手と接するかによって、チームワーク力は変化します。朗らかな職場作りを目指して自身の心を磨きつつ、仕事に臨みたいものです。
明るい職場作りに貢献しましょう。
以上のことより、チームで仕事をする上で、前向きな気持ちで相手と接することがいかに大切であるかと感じました。
2021.3.31.
久々の雨に
( 記事:社長 )
うれしさや けうの雨に かわずの合唱(仁)
稀有と今日。久々の雨、今日の雨。
※4/23(金)四国中央市渇水対策本部が2年ぶりに設置されました。
ダムの確保貯水率が40%を割り込む状況となったことから、4月23日(金曜日)0時から上水道を5%カット、工業用水を30%カットする第3次取水制限の実施が決定されました。そんな中ようやく恵みの雨が降りました。
「 人を喜ばせるように努める 」 を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
相手を喜ばすことを考えている人は、他人からどんどん好かれるようになる。
相手の立場になって「こうしたら相手は愉快な気持ちになるだろう」「こう振舞えば、相手は喜んでくれるだろう」という配慮をもって他人に接していけば、周囲の評判も良くなり、人脈も広がるようになります。
相手を愉快な気持ちにさせたり、相手を喜ばせたりするには、笑顔が一番です。
さわやかで明るい笑顔は、それだけで相手の心をなごませ、愉快な気持ちにさせます。笑顔というものは、その人個人が抱くプラスの感情になり、ポジティブな波動を発するものだからです。
またどんな些細なことでも、人になにかをしてもらったら「ありがとうございます。」「助かりました。」という感謝の気持ちを言葉にだすことは、その人の存在感や功績が認められ、重要な人であると確認されることでもあります。早速、母親と妻には、ありがとうと伝えます。
2021.4.30.
「 思い込みを捨てる 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
失敗をしてしまった時、その失敗から学び取ることは多いものです。
Iさんは大学を卒業後に就職し、配属先での仕事がスタートしました。右も左もわからないIさんに、上司や先輩が仕事を教えてくれます。(早く一人前になろう)と努力を重ねていましたが、ある日、思わぬミスをしてしまいました。
納期を間違っていたため、その後処理に手間取り、周囲を振り回してしまったのです。大事には至らなかったものの、上司から叱責され、関係各所に先輩と一緒にお詫びに回りました。
後に上司から「君は話を最後まで聞かないクセがある。(○○だろう)との思い込みで業務に取り組んでいないかい」と指摘されたのです。
自分の未熟さと甘えを反省したIさん。数年経過した現在も、新人時代に指摘された上司の言葉を胸に刻んで、業務に取り組んでいます。
失敗やミスは誰にでも起こりうるものです。ちょっとしたミスも、うやむやにせず、しっかり処理し、教訓にしていきたいものです。
失敗から謙虚に学びましょう。
以上のことより、思い込みで仕事することは誰にでもよくあることだが、やはり慎重に判断して仕事に取り組むことが大切であると感じました。
2021.4.30.
「 見返りを期待するな 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
誠心誠意のフリをして相手に尽くしても、内心で見返りを期待しているようでは、最終的に対人関係はうまくいかなくなる。
「これだけのことをやっているのだから、口をだして当然だ。」「あんなに世話をしてやったんだから、少しは感謝してもらわないと。」「それなのに、お中元やお歳暮も満足によこさない。」この時点で相手との関係は崩れてしまいます。
そういう気持ちを抱きながら相手に接すると、以心伝心で相手に負担を感じさせるからです。この人のお世話になっていると、いつ内政干渉されるかわからない。この人と付き合っている限り、一生、頭があがらない。といって遠ざかってしまいます。
経営の神様と言われた松下幸之助さんは、下請けの業者さんに対して、「“食わしてやっているんだ”という態度を絶対にだしてはいけない。」と仰せになった。最低の人間に成り下がるからだと。
世話をすることにより、相手から感謝されたり、尊敬されることを望むのではなく、自分のしたことで、相手の人生のプラスになることが、自分の幸せであり、励みにもなる。
大河ドラマの一節で、孝行というものは、子が親に孝行するものだと思っていたが、いつまでも親が子に孝行するものだと思わなかった。親は子どもに幸せになってほしいと思う。そして、その子ども(孫)を大事に尽くしてやってほしいと願う。親にしてもらったことを、子にしてあげる。親から受けた愛情と同じものを子に愛情をそそぐ。それが代々と受け継がれている。
2021.5.31.
「 0歳から強く生きる法 」( 佐藤伝 )を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
50代からの人生格差、もとは心の差。
50代は、あらゆる意味で大きな差がつく年代です。実年齢以上に老け込む人もいれば、まだ40代前半のように見える人もいる。気難しいと煙たがられる人もいれば、相談したいと慕われる人もいる。こんなはずじゃと後悔する人もいれば、自分の人生に満足している人もいる。
50代からの人生格差を生む真因とは、いま、このときの心の差にある。
50代とは、そろそろ自分の行く末が気になる年代。50代は、豊富な人生経験がある。仕事で培った十分な知識、実績、人脈、大人な分別もある。必死で頑張るのは、若い人たちにまかせ、そろそろ、楽しいこと、嬉しいこと、ありがたいことだけに、目を向け、気楽に、身軽に、愉快に生きていこうではないか。
長生きのコツは、長息にあり、心配はやめる、心配すると心配が現実になる、両手を合わせると怒りは消える、食だけでなく食と器を愉しむ。などなど、簡単にすぐ実践できることばかりです。
手放すべきは手放し、受け入れるべきは受け入れ、ありのままの自分を楽しむ。
2021.5.31.
「 人生は満員電車 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
「アンパンマン」の作者で有名な、やなせたかし氏は、遅咲の漫画家です。
三十四歳で会社を辞めて漫画家を目指しますが、長年ヒット作に恵まれず、七十歳で絵本「アンパンマン」を原作としたアニメが脚光を浴びたのです。
「人生というのは満員電車じゃないかと思うのです。我慢して乗っていると、次々と人が降りていって、いつの間にか席が空いて座れる」という氏の言葉は、困難な状況でも辛抱強く努力を続ければチャンスが訪れることを教えてくれます。
物事を成就させる秘訣は、いったん目標を定めたなら終始一貫、歩みを止めないことです。心の持ちようによって、やがて状況が変化してくるのです。
結果を出せず絶望していた四、五十代の頃、やなせ氏は「いつか、日が射し込んでくる」と自分に言い聞かせ、注文がなくても、漫画を描き続けたといいます。
明けない夜はありません。朝は必ずやってくるのです。職場でも家庭でも、何か困難な状況に陥った時こそ、「きっと良くなる」と心に希望を高く掲げて、たゆまぬ努力を重ね、運命を切り拓いていきましょう。
希望を掲げて努力を続けましょう。
以上のことは、全ての人に当てはまることではないかも知れないが、仕事をする上で困難な状況になった時、希望を持って辛抱強く取り組むことが大切であると感じました。
2021.5.31.
愛媛県知事より表彰受賞
真に世の為、人の為に事業を行うという理念のもと、創業113周年の伝統とさらに進化し続ける当社の代表取締役社長 石川喜平が評価され、愛媛県知事より表彰を受けました。
「 この先起こることをあれこれ心配しない 」 を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
何か事を起こす場合、最悪の事態を想定して、それなりの対策を考えたり、用心にこしたことはありません。場合によっては、細心の注意を払わなくてはならないこともあります。しかし、これらはいずれも、考えるべき問題、考えれば解決する問題の場合です。考えるだけ無駄で何の得にもならない。取り越し苦労とは違います。考えても解決せず、何の対処もできない問題については、「なるようにしかならない」ぐらいに思いましょう。なるようにしかならないのなら、クヨクヨしてもはじまらない。それなら「我が身も我が心も天に任せてしまおう」。
もし自分に優れた予知能力が備わって、ある日未来に生じる不幸な出来事を知ってしまい、その運命が変えられないとしたら、その日が来るまで平常心でいられるでしょうか。救われる手立てはないものかと、うろたえる日々を過ごしたり、嘆き悲しむことのほうが多いことでしょう。避けることのできない不幸な現象が起きるとしたら、あらかじめ知らないほうが幸せであるように思われます。
明るい将来のみを見つめ、日々、楽観的に肯定的に考え、行動したいものです。
2021.6.30.
「恩返しと恩送り」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
人生において大切な振る舞いの一つに、「人から受けた恩を忘れない」ことが挙げられます。「恩」とは、両親や学校で教わったからわかる、というものでもなく、自分自身で恩を感じることが肝要です。
人生を一人では、送ることはできません。その時々に受けた恩を忘れることなく、「いつかは恩返しする」という生き方こそ重要なのでしょう。
一方で、受けた恩に関係なく、まったく別の人に無償の恩を送るという「恩送り」という考え方、振る舞いがあるのを知っているでしょうか。
自分が両親や知人から受けた恩をほかの誰かに送り、その恩がまた別の誰かに送られていくというものです。職場や家庭においても、このように恩があふれていれば、より良い人間関係が築かれていくはずです。
「情けは人の為ならず」という諺は、「人に情けをかけておけば、巡り巡って自分のためになる」という意味です。もし、周囲に困っている人がいたならば、慈しみの心を持って接し、そこに喜びを感じられる自分でありたいものです。
慈しみを持って人に接しましょう
以上のことより、日頃から恩返しだけでなく恩送りの気持ちをも持って人に接することが大切だと感じました。
2021.6.30.
「 欠点や弱点のない人などこの世にはいない 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
どんな人でも欠点や弱点はある。必要以上にそれを気にしてコンプレックスに感じたり、クヨクヨしているほど愚かなことはない。
情けないと思いながら、欠点や弱点が気になるから、それを覆い隠そうとします。覆い隠そうとすればするほど、無駄な力が入り、心身が疲れてしまいます。心身が疲れれば疲れるほど、欠点や弱点を気にしながら生きている自分に嫌気がさし、心の状態がますますネガティブになります。そんな時は、自分の欠点や弱点を覆い隠そうとせず、あるがままの自分を堂々とさらけ出しましょう。そうすれば緊張を強いられ、心身が疲労こんぱいすることもなくなります。
「他人がどう思おうが、どうでもいい。」という開き直りが大事です。この開き直りの気持ちが、ポジティブな感情を生み出し、自己嫌悪感もなくなり、人として飛躍、向上していくことに繋がります。体調も良くなります。
2021.7.30.
「 幸せのありか 」(渡辺和子)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
幸せのありかを求めて遠くまで探しに行き、見出せなかった人々の話は、古くから語り継がれています。それほどに、私たち一人ひとりが求めているのは、幸せ、という言葉が表す満ち足りた心、心の平安、不安のない平穏な生活です。
暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつける。心のともしび運動の標語ですが、幸せのありかを示すものである。暗いと思ったら、不平不満を言うよりも自分が立って行って灯りをつける人なること、かくて自分も幸せに、他人も幸せにすることができる。
幸せは、良いものに取り囲まれた状態だと思う。すべてに感謝する心、苦しいこと、不幸としか思えないものにも、意味を見出し次へのステップにつなげてゆく時、おかげさまでと言える自分に変わってゆき、幸せな自分になってゆく。
幸せは、探しに行って見つけるものではなく、自分の心が決めるもの、自分そのものにある。
2021.7.31.
「 自分磨き 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
磨くというと、一般的には歯磨きや靴磨きがありますが、「自分磨き」という言葉も使われています。
「磨く」という字の「磨」という漢字は、「麻」と「石」とに分けられます。麻は繊維からできた布状の物体で、磨くために用いるものを表します。石は磨かれる対象を指し、二つが合わさって「磨」という字になりました。なぜ石を磨いたかといえば、その石が「磨けば光る」と考えていたからかもしれません。
自分磨きという言葉は、外見(身だしなみなど)や内面(マナー、教養など)のレベルを高めるなど、総じて自分を高めるという意味があります。
例えば、美しい姿勢を保つこと、新しい知識やスキルを身につけたり、読書で知見を広めたり、これまでやれなかったことに積極的にチャレンジしていくことも自分磨きにあたるでしょう。
まずは自分の個性を自覚し、その個性を磨いていくために、何か新しいことに挑戦していきたいものです。
内面に磨きをかけましょう
以上のことより、日頃から自分の個性を自覚し、内面を磨き自分自身を高めることが大切だと感じました。
2021.7.31.
「 言動の背景を読む 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
性別や年齢、立場によって物事の捉え方は異なる場合があります。価値観の違いは、誤解やすれ違いを生み、それが人間関係にも影響を及ぼすことがあります。
他人の心は、目に見えません。だからこそ、相手が何を考えているかを意識しながら接することは、良き人間関係を構築する上で大切なことでしょう。
医薬品を開発、提供する日本イーライリリーでは、痛みが周囲に理解されず、誤解されやすい「片頭痛」の理解を促す「ヘンズツウ部」を発足しました。
ヘンズツウ部では、症状がある社員やその周囲の人などを対象に、片頭痛の体験を共有しています。また、職場の課題や目指すべき姿について話し合うなどの取り組みを通じて、職場環境の改善にもつなげようとしています。
たとえば職場において、素っ気ない態度をとった同僚は、体調不良だったのかもしれませんし、嫌なことがあったのかもしれません。そのように、言動の背景にまで思いを馳せることができれば、相手への理解は深まっていくでしょう。
誤解は理解によって解け、理解が深まれば良き連帯感が生まれるのです。
他人に配慮するよう努めましょう
以上のことより、日頃から何気ない相手の言動や態度の変化にも、その背景を考えて配慮する事が、良き人間関係を構築する上で大切だと感じました。
2021.8.31.
「 失敗を成功への肥やしにする 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
逆境や失敗も何らかの教訓と解釈すれば、今後の肥やしになる。不幸な現実に遭遇するのも、それなりの意味があり、考え方次第ではいくらでもプラスの方向に生かしていくことができます。
不幸な現象に直面したり、悔しがっているだけでは、心はますますネガディブな方向に傾いてしまいます。しかし、それらを何らかの教訓、もしくは神様からのシグナル(今後をより良くするための軌道修正)であると受け止め、瞬時に立ち直るように努めれば、今後の展開がガラリと好転するかもしれません。
ある程度の苦しみは、時間が解決してくれるかもしれません。
2021.9.30.
「 仕事に臨む前に 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
私たちの身の回りでは、様々なシミュレーションが行われています。
例えば、気象予報や人口の推移などです。これらは変化や結果を事前に知ることが困難なため、シミュレーションが有効です。また、ドライブシミュレーターのように、運転技術の向上や車両開発を目的としたものもあります。
では、仕事においては、どのようなシミュレーションができるでしょう。例えば、プレゼンテーションをする場合、対象は誰か、伝えたいポイントは何か、といったことを把握しておくことが肝心です。発表の場を想定して準備を進めるうちに、必要な資料や効果的な伝え方に気がつくこともあるはずです。
一日の始めに、仕事の準備をするのも大切です。あらかじめ今日の流れに意識を向けることで、効率よく仕事を進めることができます。まずは、今日一日をどのように過ごすのか、頭の中で考えてみるのもいいでしょう。
新たな業務に取りかかったり、計画を立てる際にも、事前にシミュレーションを行って、要点や課題を十分に検討した上で進めたいものです。
仕事のシミュレーションをしてみましょう。
以上のことにより、日頃から、仕事に臨む前にシミュレーションすることを習慣づけることで、仕事の効率が向上すると感じました。
2021.9.30.
「 思い込みを捨てる 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
失敗をしてしまった時、その失敗から学び取ることは多いものです。
Iさんは大学を卒業後に就職し、配属先での仕事がスタートしました。右も左もわからないIさんに、上司や先輩が仕事を教えてくれます。〈早く一人前になろう〉と努力を重ねていましたが、ある日、思わぬミスをしてしまいました。
納期を間違っていたため、その後処理に手間取り、周囲を振り回してしまったのです。大事には至らなかったものの、上司から叱責され、関係各所に先輩と一緒にお詫びに回りました。
後に上司から「君は話を最後まで聞かないクセがある〈○○だろう〉との思い込みで業務に取り組んでいないかい」と指摘されたのです。
自分の未熟さと甘えを反省したIさん。数年経過した現在も、新人時代に指摘された上司の言葉を胸に刻んで、業務に取り組んでいます。
失敗やミスは誰にでも起こりうるものです。ちょっとしたミスも、うやむやにせず、しっかり処理し、教訓にしていきたいものです。
失敗から謙虚に学びましょう。
以上のことより、思い込みで判断して失敗することは誰にでも起こりうることなので、相手の話は最後までよく聞いて判断することを心がけたいと感じました。
2021.10.29.
「 働き方 」(稲盛和夫著)を読んで
感想文:高橋悦夫
私は今まで本を読む事が無く本に興味が無かったが、今現在失業中であることもあり今回は、稲盛和夫さんの「働き方」と言う本を読もうと思いました。
本を開き、もくじを見て先ず引かれたのが、6章の創造的に働く__日々、創意工夫を重ねるに目が止まりました。またその中でも簡単な掃除一つでも人生は変わるに引かれました。掃除が人生を変える、一体どう言うことなのだろうと思いました。
前職で先輩社員が私に掃除もまともに出来ない人は、まともな仕事は出来ないと言われた事がありました。その時は何の事だろうと思いました。
自分もそうであったが、誰もが最初はイヤイヤ漫然と取り組んでいる掃除を色々創造的に取り組んで最終的に一時的にはコストは掛かるが、長い目で見れば手間や時間の削減につながります。普通の人ならここで終わる所ですが、さらに掃除機を自分で改良して効率化と質的向上を図るそう言ったどんなに小さなことでも何でも積極的に取り組み、常に何事にも問題意識を持って、現状に工夫、改良を加えて行こうという気持ちを持って取り組もうとする人とそうでない人とでは時間は掛かるかもしれないが、長い間に驚くほどの差が生まれて来るのだと言う事。私もそうであると思いました。現状に飽き足らず毎日少しでも良くありたい、自分も日々向上していきたいという思いで何事にも取り組みたいと思います。
私も日々の生活や仕事で少しの創意と工夫を上乗せしていき、今日と言う日が昨日よりもわずかなりとも前へ進むことが出来るように。そのように、より良くありたいという思いが、今後の仕事や人生では何より大事であると、また今後はそうありたいと私は思いました。
2021.11.24
「 ブレない自分に 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
日常生活の様々な場面で、私たちは、「これは良い」「あれはダメ」などと物事の良し悪しを自分の都合で決めてしまうことがあります。
例えば食事をするときに、空腹であれば「美味しい」と感じ、満腹であればそう感じないことがあります。食べる物は同じであっても、食べる時の自分の心境や状況によって、その物の評価が変わってしまうことがあるのです。
同じようなことは、ほかの場面でも生じます。晴れの日は、「今日の仕事は順調にいきそうだ」と気分を良くし、雨の日は、「こんな日はうまくいかないかも」と消極的になることもあるでしょう。
しかし、仕事の成果を大きく左右するのは、天候や気候の状態などではなく、その日一日の仕事に向かう、私たちの心のあり方や働く姿勢なのです。
自分の体調や変えられない周囲の状況によって気持ちがブレていては、何事もうまくいきません。苦手なことに直面しても「打つ手は無限だ」という心で、進んで取り組める自分でありたいものです。
積極的な心を養いましょう。
以上のことより、周囲の環境に惑わされず、常に仕事に向かう強い気持ちや心のありかたが大切だと感じました。
2021.11.30.
「 隣の芝生は青く見える 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
まったく同じ境遇であっても、他人のモノが良く見え、羨ましく感じる人が多く、他人の持っているモノや珍しいものが欲しくなる。それらを手に入れた時は、とてもうれしく感じるが、自分のモノになると、喜びや感動は次第に薄れてきてしまう。自分が持っていないと欲しくなり、買ってしまう。しかし、いざ手に入ると興奮や感動は薄れ、関心もなくなる。依存症ともいえ、いつまで経っても心の充足感は得られない。
今の日本はモノや情報に満ち溢れ、何が自分にとって必要かが選択しづらくなっている。モノは生活を豊かに楽しくする手段としてとらえたい。
選択肢が増えて価格も抑えられていて、購買者にはいい時代だが、開発競争と価格競争に吞み込まれているメーカーは厳しい状況になっている。メイドインジャパンの復興を望みたい。
2021.11.30.
「 幸せのありか 」(渡辺和子著)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
幸せのありかを求めて遠くまで探しに行き、見出せなかった人々の話は、古くから語り継がれている。私たち一人ひとりが求めているのは、幸せ、という言葉が表す満ち足りた心、心の不安、不安のない平凡な生活である。
暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつける。心のともしび運動の標語、幸せのありかを示すものでもある。暗いと思ったら、不平不満を言うよりも、自分が立って行ってあかりをつける人なること、かくて自分も幸せに、他人も幸せにすることができる。
幸せは、良いものに取り囲まれた状態だと思われる。すべてに感謝する心、苦しいこと、不安としか思えないものにも、意味を見出し、次へのステップにつなげてゆく時、おかげさまでと言える自分に、変わってゆき、幸せな自分になってゆく。
幸せは、探しに行って見つけるのではなく、自分の心が決めるもの、自分と共にあるものだと思う。
2021.11.30.
弊社年末年始休業のお知らせ
*
2021年12月26日より、2022年1月4日まで全社年末年始休業とし、5日(水)より通常業務となります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
「 いい面も悪い面も 」 を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
人の性格には必ず、いい面も悪い面も同時に存在している。他人の目を透すと表裏一体であることに気づきます。自分では長所だと思っていたら、見る他人によっては、短所とみなされることがあります。逆もまた然りで、捉え方は他人それぞれです。答えは一つではありません。
例えば、
周囲のいうことに耳を貸さず頑固な性格をしている。
→それだけ意志が強い証拠だ。
気が強くて自分勝手なところがある。
→信念が強く、責任がある証拠だ。
飽きっぽくて、三日坊主のところがある。
→それだけ柔軟性がある証拠だ。
ケチだ。
→経済観念がある証拠だ。
図々しいところがある。
→積極的に考え、積極的に行動している証拠だ。
神経質で細かすぎる。
→それだけ繊細で几帳面な証拠だ。
気が小さい。
→慎重で用心深いので、大きな失敗を犯さずにすむ。
単純なところがある。
→大変素直で純情な証拠だ。
感情の起伏が激しく、些細なことでカッとなる。
→それだけ正直で純真な証拠だ。
とにかく、わがままだ。
→自分をごまかさずに、自分に忠実に生きている証拠だ。
ポジティブに考えれば、苦笑いのち晴れです。
2021.12.24.
「 本当に大切なものはいつも目に見えない 」 (住川奈美)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
本当に大切なことは、いつも目に見えない。目に見えないからといって、それがないのではない。目に見えないものでも、心で感じることはできる。肌で感じることもできる。においや漂う空気や雰囲気でわかることがある。感触で一瞬にしてなにかをとらえてしまうことや、感覚的に察知してしまうことがある。
そうして、そこから、なにか気づいたり、理解したり、わかったり、生み出したりすることがある。つまり、この世は、目に見えるものと目に見えないものとで成り立っている。
たとえば、人の心も、明日へのビジョンも、目には見えないけれど、とても肝心なもので、それは人の人生に大きく影響しているものであったりする。最も肝心なものほど、目には見えない形であったりすることが多い。
今、人間や世の中の状態に、よくないあり方が多く現れているのも、この感じる、ということをする、心を使うことや、その心を意識する、ということがなくなってできているからであるような気がする。怖いことのようにも感じる。
2021.12.25.
新年のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます
新型コロナウイルス感染症の収束を願うとともに
本年も尚一層のお引き立てとご愛顧のほどお願い申し上げます
令和4年元旦
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
2022年元旦 新年幹部会
「 誰かがやるだろう 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
事務員のSさんは電車とバスを利用して通勤しています。ある日の夕方、業務を終えて電車からバスに乗り換え、自宅に向かっていました。
Sさんが降車するバス停が次であるアナウンスが流れましたが、「誰かが降車ボタンを押すだろう」と、スマートフォンに夢中になっていました。ところが、そのバス停で降りる人がいないため、Sさんは乗り過ごしてしまったのです。
翌日、Sさんは会社でシュレッダーを使った際、裁断したゴミがたまっていることに気がつきました。しかし「誰かが替えるだろう」とそのままにしたのです。
その後、同僚がそのシュレッダーを使用した際に裁断したゴミが詰まり、シュレッダーは故障してしまいました。
連日の出来事に、「誰かがやるだろう」と人任せにするのではなく、気がついた時に、すぐに実行することの大切さをSさんは自覚しました。
「気がついた時」が、それを処理する最も良いタイミングです。後回しにせず、人任せにせず、気がついた時にすぐ、行動に移しましょう。
気がついた時に行動しましょう。
以上のことは、普段よくあることかも知れないが、人任せにするのではなく、自分からする気持ちと行動が大事であると気づかされました。
2021.12.24.
「 過去を知り未来を開く 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
時代が大きく揺れ動くなかで、先行きが見えない不安を抱えている人が多くいるかもしれません。
数ヶ月先のことは誰にもわかりません。しかし、過去を知ることで、今とるべき行動が見えてきます。そうして、未来は切り開かれていくのです。
仕事において「過去を知る」とは、いつ、誰が、どのような働きをして会社や事業の基盤が積み重ねられたのかを知ることから始まります。時には、創業の原点や、過去の実績を知ることに、現状を打破するヒントがあるかもしれません。
歴史を辿ると感謝の念が湧くでしょう。そして、<今日も自分が働く場所と仕事があるのは、先人のお陰だ>と思い至り、勤労意欲も高まるはずです。
どんなに心配をしても、未来は変わりません。それならば、<誰にもわからないからこそ、面白いことになりそうだ>と受けとめてみましょう。
打開の方策は必ずあります。未来を憂えるのではなく、過去から謙虚に学び、今なすべきことに心を注ぎたいものです。
原点を知りましょう
以上のことより、困難に立ち入った時には、原点に立ち帰ることが大切であると気づかされました。
2022.1.31.
「 互いの良さを認める 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
家庭や職場において、他社と意見が一致せず、対立してしまった経験は誰しもあるのではないでしょうか。
どちらもが<自分が正しく、相手が間違っている>と考え、相手の主張を聞き入れない姿勢でいると、折り合いがつかなくなります。
G社の会議でAとBのどちらを商品化するかで意見が割れました。担当は互いに自分が勧める品を推して譲りません。会議は平行線を辿り、相手の商品の批判が始まったのでした。
そのような中、Aを推していた一人の社員が「改めて資料を見てみると、Bも良いですね」と言いました。その一言で、空気が一変し、「AとB両方の良さを活かした商品開発を進めよう」と話がまとまりました。
それぞれに置かれた立場や状況が違う場合、主張は異なるものです。だからこそ、相手の言葉に耳を傾ける姿勢は大切です。
相手の意見を聞く耳を持ちましょう。
以上のことより、仕事をする中で、意見が一致せず、対立してしまった場合、相手の主張もよく聞く姿勢でいることが大切であると感じました。
2022.2.28.
「 不機嫌と甘えの心理 」(加藤諦三) を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
人間の感情は、あの人が好きとか、あの人が嫌いとか、はっきりしているわけではない。またあそこに行きたいとか、あそこに行きたくないとか、いつもすっきり願望が統合しているとは限らない。むしろ現実の生活においてはいつも好きと嫌いという相反するものが心の中で葛藤している。
好きな人が憎たらしいということもある。行きたい気持ちが半分、行きたくない気持ちが半分、ということもよくある。美しい景色とさわやかな空気の場所を見つけた。別荘を建てたいと思ったら、その野原にはヘビがいるらしいという。別荘を建てたいような気持ちでもあり、建てたくないような気持ちでもある。矛盾した感情が、旅行や別荘建築のようなことではなく、人間関係の中で起きてくる。恋人や、友達や、親などという近い相手に、矛盾した感情が向けられるということがある。
神経症型の人は嫌われたらということが怖くて、言いたいことが言えないうちにだんだんその不満が心の中に募ってくる。その不満を表現することもできず、また別れることもできなくて、不機嫌になったり、相手を嫌いになったりしていく。神経症型の人は嫌われるのが怖いから、相手が怒るとごめんなさいと謝ってしまう。心から謝っているのではない。嫌われるのが怖くて、言葉としてごめんなさいと言っただけである。気持ちが謝っているわけではない。それを繰り返しているうちに、次第に自分の気持ちが理由もなく不機嫌になる。神経症型の人は相手の心を読むことをしないで、ごめんなさいと言って自分の態度を売り込む。しかし、いさかいの原因が取り除かれていないから、同じことが繰り返される。相手に理由も聞かないし、自分の不愉快な気持ちを伝えもしないで、ただ嫌われたくないために、ごめんなさいを言う。次第に相手に素直になれなくなる。次第に相手が好きではなくなる。しかし相手から離れられない。神経症型の人の人間関係の特徴は不機嫌である。好きな人に敬意を持つというような両立しない感情を考える。
人は嫌いな人に敬意を持っても苦悩しない。別れられないほど好きな人に敵意を持った時に苦悩する。
2022.4.28.
「 困難や逆境は時が解決してくれる 」を読んで
感想文:大阪営業所 橋本廣明
失恋などで好きな人を失ってしまったときに、この先どうして生きていけばいいのか分からない。今は確かに辛いかもしれないが、生きていけないなどとヤケを起こしてはなりません。心の痛みは時間が解決してくれます。
失恋は決して無駄ではありません。あなたという人間を成長させてくれます。もっとあなたに相応しい、素晴らしい相手に出会えるかもしれません。あなたにとって今は、冬の時期であると考えましょう。今、冬だとしたら、必ず春が訪れ、幸せの花が咲く日がやってきます。その日に向けて、あなたの心の中の花壇をお手入れして、春には大輪の美しい花を咲かせましょう。
これは人生のあらゆることに当てはまります。
長い人生においては、悲喜こもごも、様々な時期があり、一生のうちで一度くらいは、どうにもならないという状態のときがあるでしょう。そういう時に焦りは禁物です。いざというときのために備えて、知識や情報を吸収したり、技術の習得に励んだりなどして、自己を磨いておくことも大切です。
神様がしばらくの間、心身を休ませよと、シグナルを送ってくれていると、楽観的に解釈し、春が訪れるまで、心身を緊張感から解き放つことも重要です。
2022.4.28.
「 人の喜びを我が喜びに 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
時代小説「あきない世傳 金と銀」に登場する、大阪の呉服商「五鈴屋」の女店主の幸が、江戸に出店し様々な困難に直面しても貫き通したものは、二代目店主の妻・富久に教えられた「買うての幸い、売っての幸せ」という思いでした。
「買うての幸い」とは、顧客が欲していたものを手に入れて、心から喜んでいる姿です。また「売っての幸せ」とは、販売した側が顧客の喜びを目の当たりにして、その喜びを共有している姿といえます。
この自他共に喜びあえる、満足できる姿こそが、事業商売を推し進めていく上で最も大事な心構えです。
相手を満足をさせて喜んでもらうには、あらゆる知恵を絞り出し、日々の取り組みに活かしていかなければなりません。
つい目先の利益にとらわれて、顧客の喜びや要望を後回しにしていないかどうか、改めて日々の仕事を振り返ってみましょう。併せて、仕事に限らず様々な人間関係においても、相手が喜ぶことを考える心を持ちたいものです。
喜びを共有しましょう。
以上のことより、仕事をする上で、相手の喜びを自分の喜びとするような仕事をすることは簡単なことではないが、その気持ちで取り組んでいきたいと感じました。
2022.4.30.
「 購入の決め手 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
Hさんが、かつて海外旅行に行った時のことです。自宅に飾る絵を求めて、小さな画廊に入りました。
店内には、新人の芸術家の絵が多数かざられていました。Hさんはどの絵にしようか、悩んでいました。
やがて、一つの絵に目が留まりました。その絵は版画で、ほかの絵にない数字にHさんの購買意欲がかきたてられ、購入を決めたのでした。
その数字とは、絵の右下に記されたエディション・ナンバーでした。版画は、複数枚刷れますが、絵としての価値を保持するために、刷る枚数を限定することがあります。その証拠としてふられた番号がエディション・ナンバーです。
品質や価格、量、納期など、私たちが商品を購入する際には、いろいろな判断材料があります。今回のHさんのケースでは「希少性」が決め手となりました。
商品の付加価値は、工夫次第です。他社との差別化を図ることによって、より魅力ある商品やサービスを提供したいものです。
魅力ある商品やサービスを提供しましょう。
以上のことより、製造業にとって、売上を伸ばすためにも他社との差別化を図れる魅力的な商品をユーザーに提供することが大切であると感じました。
2022.5.31.
「 運に選ばれる人 選ばれない人 」(桜井章一)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
人が日々の生活を送る中でなされる行動や考え方のひとつ一つがまとまって、「人生の運」という全体をつくり上げているのですが、「運」の質を決定づけるのは、紛れもなくそれらの行動や考え方にどれだけ「真っ当」さが含まれるかによる。「運」をめぐって語られていることもまた、私なりに思う勝負や人生における「真っ当」さの作法についてなのです。
「真っ当」なことは一見、簡単そうに見えます。事実、あるポイントを押さえれば、どんなものでも力を入れずして自然に「真っ当」さは具現化できます。なぜなら、「真っ当」とは、自然の摂理や人間としての基本といったごく当たり前のことに根ざすものだからです。真っ当でないものだらけの世の中でそれに気づき実践するのは意外に難しいものがあります。すなわち、そこが今という時代を生きる難しさなのだとも思います。
「運」も「成功」も真っ当さからはほど遠い幻影に思えてしまいます。きびしいかもしれませんが、真っ当でない「運」をつかんでも、やはり真っ当でない人生があるだけです。
運やツキをもらうにはどうすればよいのかという答えを期待しているわけですが、それは順序が反対なのです。矛盾しているようですが、運やツキを値打ちのあるもののように求めてきたわけではありません。運が先に目標物のようにあってそれに向かうのではなく、やるべきことを日々ちゃんとやっていれば、その結果として運に恵まれると思っているからです。
運は求めてやってくるのではなく、運が人を運ぶ、のです。
「運を求める人生」は、おのずと「運に運ばれた人生」になっていくはずです。
2022.6.30.
「 一晩寝かせる 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
囲碁や将棋を観戦すると、素人目にも「悪手では」と思うことがあります。
対局者同士は勝負に集中するあまり、全体が見えなくなることがあります。
一方、第三者は全体を見る余裕があるため、適切な判断ができるといわれます。
中堅社員のAさんは、急ぎの用件でない限り、文書を作成した後は必ず一晩おくことを実行しています。そして翌日、視点を切り替えた上で再確認してから、提出や送付をします。それは、新人時代の反省が元になっているといいます。
Aさんはかつて、メールを受信した際には、直ちに返信することを心がけていました。
しかし、文書を急いで作成するあまり、必要な情報が抜け落ちたり、不要な言葉を入れてしまったりして、トラブルが起きたことがあったのです。
それ以来Aさんは、一晩寝かせて、第三者の視点で確認することを実行し始めました。現在では堅実な文書作成に、社内外から信頼を寄せられています。
発酵食品に熟成期間があるように、仕事にも寝かせることで高まるものがあるかもしれません。熟成期間を置くためにも、早めの一歩を心がけたいものです。
第三者の視点で確認しましょう。
以上の記述は、ケースバイケースと思いましたが、一晩寝かせて、第三者の視点で文書を確認することも大切であると感じました。
2022.6.30.
「 心に余裕を持つには 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
Aさんには悩みがあります。複数の業務が重なると、取り組んでいた仕事に集中できなくなり、動きが止まってしまうのです。
上司からも指摘を受け、どうすればよいのかわからずにいました。
ある日、テキパキと業務に取り組んでいる先輩の姿が目に留まり、「どうしたら先輩のように余裕を持って、仕事をすることができるのでしょうか」と尋ねてみました。
すると、①やるべき仕事のリストを作成する、②目の前の業務に集中し、一つひとつ確実に処理する、③仕事を抱え込み過ぎている時には、上司に相談すること、以上の三点を心がけるように教えてくれたのです。
早速、行ってみると、あることに気づきました。今までは、どれから取り組めばよいのかわからず、時間だけが過ぎていた業務も、一つひとつ確実に処理していくと、気づいた時には大半が終わっていたのです。
そうした経験を重ねることで、心に余裕が出てきたAさんでした。
今やることに集中しましょう
以上の記述より、仕事に取り組む上で、順序付けが大切であり、その上で目の前の仕事に集中することが大切であると感じました。
2022.7.30.
「 寝る前30分を変えなさい 」(高島徹治)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
どうすれば最小限の努力で、最大の成果を挙げられるかだけを考えてきた。資格取得の勉強に励んでいるときも晩酌は欠かせなかったし、十分すぎるほどの睡眠をとっていた。
一見すると、いかにもムシがよすぎるし、要領のいい考え。見方を変えると、これほど効率がいい話もない。努力そのものを否定するつもりはない。効率という名のターボエンジンを搭載することによって、より早く、より確実に、より大きな成果を挙げることができるようになる。
問題は努力の量ではなく、質なのだ。
効率と努力の質を最優先する考えは、まったく違う。1日は24時間しかない。そして毎日平均6時間ほど睡眠をとっている。睡眠を4時間にして、2時間勉強に充てようと考えるのは、あまりに非効率な話。心身のバランスを崩しかねないし、どんなに意思が強い人でも長続きするものでもない。どうすれば睡眠を新しい勉強時間に変えられるか、とにかく夜の30分を変える事。特に寝る前30分を変える。たったそれだけで、睡眠は変わるし、明日の自分も変わる。明日の自分が変わるということは、人生そのものが変わっていくことになる。
睡眠そのものを変えることができれば、人生の3分の1が変わる。これほどの時間を他で確保することなど、絶対にできない。人生の3分の1を休憩時間として過ごすか、つまり惰眠をむさぼるか、それとも寝る前30分の習慣を変え、睡眠を有効な自己投資の時間とするか、その選択は自分自身にある。
2022.8.31.
「 六通りから無限へ 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
両手で「じゃんけん」のグーとチョキ、パーをつくり、それを組み合わせて、何かに見立てる手遊びがあります。
この組み合わせは六通りしかありませんが、グーとチョキを合わせて「カタツムリ」、グーとパーで「ヘリコプター」など、表現できる数は無限です。
この手遊びのポイントは、柔軟な発想をすることです。限られた組み合わせでも、創造力をふくらませることで新しいものがいくつも生まれるのです。
これは私たちの仕事においても同じことがいえます。新しい企画やアイデアを考える際、誰も考えたことがないものを生み出すのは至難の業です。
しかし、既存のものでも、組み合わせて見方を変えることで斬新なものが生まれる可能性はあります。それには固定観念や先入観を捨てて、イメージを膨らませることが必要でしょう。
思い込みは、物の見方や考え方を狭めてしまう恐れがあります。物事を考える時には、頭を柔軟にしてのぞみたいものです。
思い込みを捨てて考えましょう。
以上の記述より、仕事に取り組む上で、思い込みや先入観は捨てて、柔軟な発想で取り組むことが大切であると感じました。
2022.8.31.
「 感情を整理する 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
羨ましいと思うことは、誰にでもある感情です。
例えば、他人が成果を上げて褒められた時や、持ち物、経済面など、人と自分を比べる時に嫉妬心が生まれてくるかもしれません。
その気持ちを無理やり消すのは難しいことですが、あまりにもその気持ちが強すぎると、人間関係などにも弊害が表れてきます。ですから、嫉妬心が湧き上がってきたら次のように捉えてみましょう。
①人と自分を比較しないようにする
②自分に自信が持てるよう実力をつける
③ほかの面で自分を磨く
④思い切って相手を褒め称える
などで、プラスの方向に昇華することができます。
勝負の世界では、潔く勝者を称える敗者の姿に観客が心を打たれるというケースも少なくありません。
羨む気持ちが芽生えた時には、その気持ちをうまく活用して、自己の成長やスキルアップにつなげていきたいものです。
気持ちをうまく切り替えましょう。
以上の記述より、仕事に取り組む上で、誰しもマイナスの感情が芽生えることはありますが、その時に、気持ちを整理してプラスの気持ちで仕事に取り組むことが大切であると感じました。
2022.9.30.
「 恩の意識を深める 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
人間性を向上させるには、恩の意識を深めることが大切です。感謝の気持ちを形にすることで、他者への共感力や敬意が高まっていくものです。
「人や物に感謝することは大切だ」と考えている人は、多いでしょう。そこで、一歩踏み込んで、自分を取り巻く環境の受けとめ方について考えてみましょう。
例えば、過去を振り返った時、いい思い出ならともかく、辛い経験は二度としたくない、早く忘れたいと思うものです。
その辛い経験に対して、「あの経験が私を育ててくれた」と受けとめてみましょう。すると、人に対する責め心がなくなり、爽やかな気持ちになるはずです。
「過去も現在も、未来の自分にとってベスト」と受けとめるのです。そうした受けとめ方を続けていくことで、自己の確かな方向性を見いだすことができるようになるはずです。
新たな自分を創造するために、恩意識を深めて、人間性を向上させ、世のため人のためとなる生き方をしていきましょう。
過去の捉え方をかえましょう。
以上の記述より、仕事に取り組む上でも、辛い経験は誰でもすると思うが、その時に恩の気持ちを持って前向きに取り組むことが大切であると感じました。
2022.10.31.
弊社年末年始休業のお知らせ
*
2022年12月27日より、2023年1月4日まで全社年末年始の休業とし、5日(木)より通常業務となります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
「 約束を守る 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
百円硬貨や一万円札など、私たちが貨幣を安心して利用できるのは、その額面通りに買い物ができるという、社会の約束が守られているからです。
信頼関係の下、約束が守られるからこそ、「書店で本を買う」という売買契約や、「バスに運賃を払って乗車する」という運送契約が成り立つのでしょう。
人と人との関係おいても同様ではないでしょうか。「決め事」をしっかりと守る人は信頼され、人間関係も良好になっていきます。
家庭や会社など、私たちの身の回りには、約束を取り交わす場があります。夫や妻、親や子供たちと交わした約束を守っていくのは、なごやかな家庭を築くことへとつながります。
また、日々の仕事においても、人との約束や、様々な締切日をしっかりと守れば、信頼性が増します、その度合いが高まるにつれて、重要な仕事も任されるようになるでしょう。
普段から、「約束は必ず守る」という自覚を持って行動したいものです。
決め事は必ず守りましょう。
以上の記述より、仕事に取り組む上でも、基本的に約束を守ることは最も大切であり、そのことによって職場での人間関係が良くなり、仕事も円滑に進むものだと感じました。
2022.11.30.
新年のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます
本年も尚一層のお引き立てとご愛顧のほどお願い申し上げます
この新たな年が希望にあふれる一年となりますよう心よりお祈り申し上げます
令和5年元旦
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
2023年元旦 新年幹部会
「一年の計は元旦にあり」といわれる年初の今日、幹部会を行い新年の展望について議論致しました。
新型コロナの度重なる感染拡大、そして国際情勢に起因する諸物価高等、先行きの見通せない状況が続いていますが、引き続き先行きは不透明であり、事業環境が目まぐるしく変化していくと予想されます。
このような困難な時代だからこそ、社員一人ひとりが「蛻変」することで、ビジネスチャンスを掴み取るのです。
「 得手不得手 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
人は皆、得意なことと不得意なことがあるものです。
「好きこそものの上手なれ」という考えがあり、好きだからこそ、それが得意なことにもなります。つまり、少なからず人は「自分の好きなことは得意なこと」と、思うのではないでしょうか。
しかし時に、他人から見れば、自分が感じている得意なことと不得意なことは、そうではない場合があります。
職場で上司から<自分は苦手だ>と思っている仕事を任されていることがあります。それは、実は能力が秀でているとみなされている場合があるのです。
また、自分からは進んでやることのない習い事を、人に勧められてやってみたところ、思いがけず器用にこなせることがあるものです。
人間の成長には無限の可能性があるといわれます。たとえ苦手なことであったとしても、機会が巡ってきた時には、そうだと決めつけずに、新しい物事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
自分の可能性を広げましょう。
以上の記述より、仕事をする上でも、自分より他人から見た自分の判断を重視する方が自分の可能性を広げられるのではないかと感じました。
2022.12.26.
梅の花が咲きました!
暖かい冬の日差しに勘違い。
( 撮影/記事:社長 )
「 賢く生きるより、辛抱強いバカになれ 」を読んで
感想文:福岡営業所 竹田明弘
この著書は京セラを設立した稲盛和夫氏とヒトIPS細胞の作成に成功し、ノーベル賞を受賞した山中伸弥氏の対談形式の著書です。
経営者と科学者。一見違う道を歩んでいる二人ですが、理系出身、父親は工場経営者、挫折をくりかえした半生など共通する点がありました。稲盛氏は中学での受験失敗から肺浸潤、大学を出た後も就職難を経験しています。山中氏も整形外科医を志すも手術が苦手でうまい方なら20分でできる簡単な手術に2時間もかかるなど挫折を味わい基礎研究に転身したと述べています。
この著書で印象に残ったのは最終章で述べてある「レジリエンス」という言葉です。
中山氏の柔道の先生が「レジリエンスとは、つらい出来事があったときに、しなやかに適応して生き延びる力のこと」と山中氏に教えています。たとえば東日本大震災で家族も家もなくした方が大勢いて、立ち直ることができずに自殺してしまった方もいる一方、希望を失わずに立ち上がって前向きに生きる方もいる。このときの人間に力がレジリエンスであり、そのレジリエンスは鍛えることができると述べています。そのレジリエンスの鍛え方は自分一人だけでは無理で人に感謝することによって鍛えられるといいます。
知らず知らずのうちに多くの方や物に支えられて生きている。そのことに感謝していきたいと思いました。
最後に稲盛氏の好きなイギリスの思想家ジェームズ・アレンの言葉にも「人の心は庭のようなもので、自分の庭に美しい草花の種を蒔かなかったら雑草のみが生い茂ることになる。庭を耕し、美しい草花の種を蒔き育てることで素晴らしい人生を生きることができると」述べています。
感謝の心と純粋な心で人生を素晴らしいものにしていきたいと感じました。
2023.1.30.
「 自分が変われば 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
M氏は、後継者である長男の仕事への姿勢に対して、何度も厳しく注意してきました。しかし、一向に改善されず反発するばかりです。
そのような時、経営者の勉強会で、講師から、「自分が変わることで後継者との対立が解消され、社風が一変した」と体験談を聞いたのです。
講和後に講師に相談すると「息子を何とかしようという思いを一端脇に置き、自分が長男と同じ年齢の頃の父親との関係がどうであったか、どんな心で長男に対応していたかを見直すように。そこに解決の糸口がある」と助言されました。
我が身を振り返ると、社長である父親の仕事のやり方や経営方針に不満を抱き、何度も反発し、そのたびに母親から窘められていたのです。
当時の自分と長男が似ていることに気づいたM氏。父親の心情と長男の気持ちがわかり、今までの自分を反省しました。以後、亡き父親に喜ばれる自分になろうと日々朗らかに過ごすと、次第に長男との確執が解けていったのです。
人は鏡です。自らが明朗な心に転じる時、状況が変わる道があるのです。
自分から言動を変えましょう
以上の記述より、職場においても、相手に求めるのではなく、自分から明朗な心で言動や行動を変えれば人間関係が良くなり、仕事も円滑に進むものと感じました。
2023.1.31.
「 やっつけ仕事 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
仕事に臨む姿勢は、人それぞれに個性やこだわりが出るものです。
締め切りなどの「期限」に対しても、決められた時間より早めに処理する人がいれば、何かと理由つけて後回しにして、期限ギリギリに慌てて作業する人など様々です。
後者のように、期限に間に合わせるため、急いで行なうその場限りの仕事や、粗雑な仕事のことを「やっつけ仕事」といいます。
やっつけ仕事は、余裕のなさから注意力が散漫になるため、ミスが生じたり、仕上がりが雑になるなど、仕事の質が落ちやすくなります。
このような仕事ばかりしていると、ほかの人に迷惑をかけるだけでなく、その人自身の仕事に対する姿勢や能力が疑われる恐れもあるのです。
やっつけ仕事にならないためには、できる限り早めに着手をして、常に見直し、点検をする時間設けましょう。そして、何よりも手を抜くことなく、誠意を込めて物事に当たりたいものです。
丁寧な仕事をしましょう
以上の記述より、やっつけ仕事にならないよう、早く取りかかり、自分のした仕事を見直し、点検することが大切で、そのことが丁寧な仕事につながると再認識した次第です。
2023.2.28.
「 55歳からの一番楽しい人生の見つけ方 」(川北義則)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
50代も半ばを過ぎれば、定年が視野に入ってくる。
定年後をどう生きているかは、それぞれの生活の仕方にかかっているが、在職中のいままであった社会的地位、仕事、人間関係がなくなることだけは確か、このギャップは現実的になってくると、想像していた以上の大きな差である。
在職中のこの三つがなくなることは、いわば、「引きこもり」の人間たちと同じ条件といえる。定年後、そんな「引きこもり」たちと同様、家の中に閉じこもってしまうか、あるいは自由に外に出て、さまざまな遊びに興じるか、はたまた新しく仕事を始めるか、それぞれの生き方がある。
とにかく自由人となったあなたの本当の人生は定年後から始まる。
年がいもなく遊びほうけるのもいい。年齢とともに、体力的に多少ガタがくるのは当たり前。だが、そこからが面白い。何をやってもいい。
年を取ると、健康にも気を使うようになるが、やれ健康診断だ、サプリメントだなどと目の色を変えるのはやめたほうがいい。健康的に生きるのはいいが、健康のために右住左住するのは、かえって不健康だ。70歳を過ぎたら健康診断なんかはやめたほうがいい。診断を受けるから、おかしな箇所が見つかる。診断を受けなければ何も気にすることはない。後は成り行き任せの人生でいいではないか。
約40年間働いてきた労働時間と、定年後80歳までの20年間の自由時間とは、ほぼ同じである。他人に迷惑さえかけなければ、何をしようと自由気ままな時間がいっぱいある。何もあわてて定年後の人生設計など立てる必要はない。時間がたっぷりあるうえに、仕事をしなくても、年金というお金が入ってくる。長いサラリーマン生活のなかでも、何もしなくてお金が入ってくることはなかった。もちろん、現役時代、給与の中から社会保険料や税金などは引かれていたが、生活はその差し引きでやっていたから、定年後の年金は、いわば「捨てぶち」という考え方もできる。誰でも少しは老後のための預金もしていたはずだが、金額の多寡はあれ、2か月ごとに入金される年金はありがたい。
定年後こそ、誰にも遠慮することのない「自分が主人公」のときである。
2023.2.28.
桜の蕾。
黄色から緑、ピンクと色が変わります。
( 撮影/記事:社長 )
弊社の桜満開です♪
( 撮影:社長 )
「パートナーシップ構築宣言」
弊社が提出した「パートナーシップ構築宣言」が
受領され、(公財)全国中小企業振興機関協会が
運営するポータルサイトに掲載されました。
愛媛県優良循環型事業所として認定されました
愛媛県が目指す、限りある資源を繰り返し利用し、環境への負荷の少ない循環型社会の構築
に関わる弊社は、愛媛県優良循環型事業所として引き続き認定されました。
「 柔軟な心 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
S氏は、この数年間、先輩のK氏から、物の見方や考え方、充実した生き方などについて、多くのことを学んできました。
その中で、一番強く心に残っていて、<これからも、決してわすれないようにしよう>と思っていることは、感謝についての考え方です。
ある時、S氏は、「進学や就職、結婚など、人生が順風満帆にいっていることを祖先、神仏に感謝している」とK氏に語りました。
ところが、K氏からは、「それはすばらしいことだが、私は、人生が思う通りにいかなくても感謝できる人間でありたい」という言葉が返ってきたのです。
<思い通りにいかないことも、自分を磨くために必要なことである>という考え方をK氏は持っていました。これを聞いたS氏は、自らの心をほぐして、新たな考え方を吸収することの大切さを知りました。
S氏は、目の前の出来事すべてに感謝できる人になれるよう、これからも自らの心を柔軟に保ちたいと思っています。
心に柔軟さを持ちましょう。
以上の記述より、自分の目の前の出来事について、良くても悪くても感謝することで、自分の成長につながると考えることが大切であると感じました。
2023.3.31.
「 すごい説得力 」(太田龍樹)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
パワーのある「説得力」を身につけることは、ビジネスマンにおいて成功するために必要不可欠です。
セールスの場面でも、プレゼンの場面でも、会議の場面でも、自分の話を聞いてもらい、相手を納得させ、動かすことができなければ、成果を出すことはできません。職場での上司、部下の関係においても同じ。部下は上司から信頼を得るため、あるいは会社から評価されるために、さまざまな場面で説得力を発揮しなければなりませんし、上司も部下を引っ張り、チームを成功に導くためには、人の上に立つ人間としての説得力が求められます。
つまり、「仕事をする力」=「説得する力」といっても過言ではありません。
例えば、「要点は必ず3つ以内に絞る」「話の冒頭に道しるべをつける」「逆接の接続語を使わずに反論する」「最後の念押しで話に一貫性をつくる」「相手の否定的な言葉を肯定的にいいかえる」等、誰でも今日から実践可能なノウハウを厳選する。
理論武装をして、相手の意見を押し潰して自分の意見を押し通す人も多い。セールスや交渉の場面において、手練手管で相手を半ば脅すように説き伏せるというのは、本当の説得ではありません。ビジネスにおける説得というのは、説得する側と説得される側の双方が満足を得ることが何より重要。WIN WINの関係というが、この関係が成立しない説得は、すべて失敗ということです。
大切なのは、テクニックだけではない。ビジネスパーソンとして、人間として、「この人がいうなら間違いない」と思わせるような信頼を得られるかどうかが、「本物の説得力」を身につけるための重要なファクターなのです。
2023.3.31.
四国中央市SDGs推進パートーナーとして登録
令和5年度内閣府より、SDGs未来都市(地方創生SDGsの達成に向け、優れたSDGsの取組を提案する地方自治体)として選定された四国中央市。
弊社は、四国中央市SDGs推進パートーナーとして登録されました。
胡蝶蘭
今年も1月30日に戴いた胡蝶蘭が見事に咲いています。
感謝、感謝。
( 記事:社長 )
募集要項
正社員募集中 私たちと共に『日本一』を目指しませんか?
※外国人も受入れしています(日本語レベルN3相当以上の方)
勤務地 | 東京 | 営業員 |
---|---|---|
大阪 | 営業員 | |
香川 | 営業員/営業事務/生産管理 | |
福岡 | 営業員 | |
年齢 | 不問 | |
給与 | 高給優遇(要相談) |
営業員 *ルート販売
営業事務 *営業社員のフォロー(請求事務・売掛管理業務等)
生産管理 *生産計画・製造工程管理・品質管理等
お気軽にお問合せ、ご応募お待ちしております。
「 恩返しと恩送り 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
人生において大切な振る舞いの一つに、「人から受けた恩を忘れない」ことが挙げられます。「恩」とは、両親や学校で教わったからわかる、というものでもなく、自分自身で恩を感じることが肝要です。
人生を一人では、送ることはできません。その時々に受けた恩を忘れることなく、<いつかは恩返しをする>という生き方こそ重要なのでしょう。
一方で、受けた恩に関係なく、まったく別のひとに無償の恩を送るという「恩送り」という考え方、振る舞いがあるのを知っているでしょうか。
自分が両親や知人から受けた恩をほかの誰かに送り、その恩がまた別の誰かに送られていくというものです。職場や家庭においても、このように恩があふれていれば、より良い人間関係が築かれていくはずです。
「情けは人の為ならず」という諺は、「人に情けをかけておけば、巡り巡って自分のためになる」という意味です。もし、周囲に困っている人がいたならば、慈しみの心を持って接し、そこに喜びを感じられる自分でありたいものです。
慈しみを持って人に接しましょう
以上の記述より、恩返しだけでなく、恩送りも同様に大切であると感じた次第です。
2023.6.30.
「 心がフワリと軽くなる ちょっといい言葉 」(斎藤茂太)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
人生が平穏なとき、多くの人は、その状態が「ずっと続く」と考える。
時代が変わって不況になったり、不運にもトラブルに見舞われたとき、思い浮かべていた未来を見失って、慌てふためいてしまう。状況が続くことはありえない。つらさや苦しみはいつか必ず終わり、いずれ、人生には好転の機運がきざしてくる。状況に明るさが見えてきたとき、巡ってきたチャンスをしっかりつかみ取れるよう、準備を進める。
目的に向かって頑張っていても、なかなか成果が出せず、落ち込んでしまうことがあるかもしれない。努力する前の自分と、現在の自分をくらべてみてみる。
本当になにも変化が見られないだろうか?決してそんなはずはない。
目標まではまだ遠くても、確実に前へ進んでいるはず。遠くの目標を見つめて、距離の長さを嘆くより、少しだけ先を見て、一歩一歩確実に足を前に出してみる。顔を上げたとき、驚くほどに前に進んだことに気づく。
長い人生、ちょっとした足踏みに短気を起こさないで、じっくりと歩いていく。
長い人生経験を積んだ私には、断言できる。
人生には「無駄な時間」、「無駄な経験」は、決してない。
すべての人の人生には、希望と幸せが、そっと寄り添っているのである。
2023.7.31.
「 信頼の土台 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
課長職のTさんは、部下との意思疎通が上手くいかないことに悩んでいました。世代間のギャップか、話し方の問題か、その原因がよくわからないのです。
そのようなある日、研修に参加して、コミュニケーションをよくする非常にシンプルな方法を耳にしました。それは、部下の話をよく聴くということでした。
Tさんは、報告や相談を受ける際、結論を急ぐあまり口を挟むことが多々ありました。時には「要するに」と、勝手にまとめてしまうこともあったのです。
これまでの部下への接し方を反省すると共に、傾聴の意義やその具体的な方法を学んだTさんは、さっそく翌日から職場で活用してみました。
地道に実践したところ、その効果が表れてきました。Tさんの変化に、最初は戸惑っていた部下も、少しずつ話してくれるようになったのです。
<この人は自分の話を聴いてくれる>という安心感は、信頼感につながります。信頼の土台が築かれると、相手とのやり取りも、容易になるでしょう。
相手の話をしっかりと聴き、お互いが敬い合える職場を目指したいものです。
人の話をよく聞きましょう。
以上の記述より、信頼の土台は、相手の話をよく聴くことからが原点だと感じました。
2023.7.31.
かがわ地方創生SDGs企業として登録されました
香川県ではSDGsの達成に向けて積極的に取り組む企業や団体等の登録制度を設けています。
SDGsの普及を促進するとともに、持続可能な社会をめざし、SDGsの取組みを原動力とした地方創生を実現することを目的としており、弊社は、かがわ地方創生SDGs企業として登録されました。
「 返事の力 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
印刷会社に勤めるCさんの職場では、職場の教養を使用した活力朝礼を行っています。挨拶や返事の練習を取り入れたことで、職場だけでなく日常生活の様々な場面で、Cさんは元気な挨拶や返事ができるようになりました。
ある日、Cさんが業務を終えて夕方に歯科医院に通院した時のことです。受付から名前を呼ばれた際に、反射的に「ハイッ!」と職場の朝礼で練習している元気な返事をしました。
日頃習慣となっていた返事が咄嗟に出てしまい、周囲を驚かせてしまったCさん。<*TPOを考えて返事をしないといけないな>と恥ずかしくなりました。
しかし、その後、受付で呼ばれた小学生が「ハイッ!」と元気な返事でCさんに続くと、さらにその後に呼ばれた高齢の男性も「ハイッ!」と元気な返事が続き、待合室には笑いが起こり、和やかな空気に変わっていったのです。
その場の状況を考慮する必要があるものの、呼ばれたらまず返事をして応えたことが場の空気を和らげたと感じたCさんでした。
適切な返事で応えましょう。
以上の記述より、返事一つにしても、色々な状況を考えて返事しなければいけないと考えさせられました。
*「TPO」とは、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)の頭文字を取った略語であり、時と場所、場合に合わせて行動や言動をわきまえることの意味
2023.8.31.
「 ブレそうになったら 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
私たちは日々、様々なことを考えて生活しています。
考えるだけで終わることもあれば、決断して行動に移すこともあります。決めたことをやり通した時には、達成感や充実感を得られます。
しかし、現実には、目的の途中で諦めてしまうことがあるのではないでしょうか。一度決めたことがブレてしまうのは、確固とした決意をしていないからです。そのために、様々な誘惑に負けてしまうのです。
例えば、「健康のため、食生活を見直そう」と決断したものの、つい食べ過ぎてしまうことはありませんか。一度決めたことをやり抜くには、何のためにそれをするのかを明確にし、行動内容を具体的に決めておくことが大切です。
食生活を改善するのは、適正体重にするためで、「ご飯を茶碗に半分」「外食は月に三度まで」「夜の九時過ぎには食べ物を口にしない」などと決めます。
ブレない基準を作り、自分との約束だけでなく、周囲にも宣言することで、さらに実現しやすくなるでしょう。
目標を具体的に掲げましょう。
以上の記述より、何事にも、ブレることなく実行することは難しいことだが、確固とした決意を持つことが大切だと感じました。
2023.9.30.
「 事後の努力 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
Mさんの職場では、限られた時間内に、要点を的確に伝える力を養うために、朝礼の中で、「一分間スピーチ」を行っています。
ある昼休み、スピーチ係を務めたKさんが手帳を広げ、メモ書きを見ながら考え込んでいたのです。何をしているのかKさんに尋ねると、こう答えました。
「今朝のスピーチで、自分が言いたかったことをしっかりと伝えられたかどうか振り返っているんだ。人前に立つと緊張して内容や言葉が飛んだり、逆に余計なことを言ってしまったりするから、終わった後に反省しているんだよ。」
その言葉を聞いたMさんは、<自分もスピーチ担当の前日は、事前に話したい内容をメモに起こすが、終わった後で、振り返る時間を設けたことはなかった。Kさんは、そうして、自己向上につなげていたのだ>と感心しました。
物事は準備も大切ですが、終わった後にしっかり見直すことで、良かった点も悪かった点も次の機会に活かすことができます。身の回りで「やりっ放し」になっていることがないか、点検してみましょう。
反省を成長につなげましょう。
以上の記述より、仕事は事前準備も大事だが、やりっ放しではだめで、事後のチェック・見直しがより大切だと感じました。
2023.10.31.
「 人を見抜く 」(松本順)を読んで
感想文:大阪営業所 高橋裕樹
人を見抜くには第一印象である、ということがよく言われる。
はじめて会った瞬間というのは、直感がよく働いて相手をよく見抜くことができる。相手と話しているうちに、相手の動作、態度、はったりなどにいつの間にか幻惑されてしまい、正しい判断ができなくなって、見誤ってしまうことが多い。第一印象というものが非常に大事であり、これで的確に人を見抜いていることが少なくない。
第一印象でこの男は信用ならないぞと見抜いていたのに、何回か会って話しているうちに、相手のいうことにしだいに幻惑されてしまって、すっかりだまされてしまった、ということがよくある。だから第一印象が大切なのである。だが、いつまでも、第一印象で人を的確に見抜けるなら問題はない。実際にそううまくいかないから困る。相当世慣れた人間であってもよくまちがえる。
人を見抜くことが難しいのは、相手もこちらをだまそうとかかっていたり、また、人間はなかなか本音を出そうとせず、いつもたてまえしか見せようとしないからである。このため、ついつい相手の嘘にひっかかってしまったり、たてまえに幻惑されてしまう。多くの人は、こういう心理的事実に気がつかなくて、あいつは冷たくて不親切な人間であるとか、あの人は温かくて、親切な人間だと思いこんでしまう。相手をそのようにした原因がこちらにあるということに、ちっとも気づいていない。人間を見抜くことをたいへん難しくしている。
人間同士というものは、お互い相手に影響を与え合っているものであり、どういう影響を与えるかによって、相手はそれに応じた現われ方をするから、同じ人間であっても影響の与え方がいろいろ違って見えてくるわけである。
2023.11.29.
「 オリジナリティー 」を読んで
感想文:管理部 白川勝仁
サグラダ・ファミリア聖堂の二代目建築家であるアントニオ・ガウディは「オリジナリティー(独創性)とは、オリジン(起源)に戻ること」と述べました。
この聖堂の内部には円柱の柱から枝分かれした小柱が多数伸びて天井を支えており、これらは樹木をモデルにしているといわれています。
ガウディは幼少の頃より植物や鉱物などを観察し、多くのスケッチや模型を残しています。自然の造形から着想を得て、自分の建築に反映させていたのです。
このように独創性は、自分ひとりだけの力で生み出せるものではなく、元々あるものをさらに磨き高めていった結果として生まれます。
仕事においても、創業者、先輩、その他、先人の努力の集積があり、そこから新たな企画や商品のアイデアを得ているのではないでしょうか。
何か壁にぶつかった時、創業者の願いや、自身の入社時の思いといった原点を振り返ってみるのも良いでしょう。また、何気ない日常やすでに身近にある物事からも、壁を乗り越えるヒントが見つかるはずです。
原点を振り返りましょう。
以上の記述より、仕事において壁にぶつかった時、原点を振り返ってみることが大切だと感じました。
2023.11.30.
弊社年末年始休業のお知らせ
*
2023年12月27日より、2024年1月4日まで全社年末年始の休業とし、5日(金)より通常業務となります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
新年のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます
本年も尚一層のお引き立てとご愛顧のほどお願い申し上げます
この新たな年が天に昇る龍のように勢いのある一年となりますよう心よりお祈り申し上げます
令和6年元旦
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平
従業員一同からの感謝状
2024年6月に決算月を迎えた当社では、今期過去最高の業績を上げ、通常賞与とは別に決算賞与が支給されました。さらに社内親睦会がレオマワールドで開催され、社長には従業員一同より感謝状をお渡しし、和やかに笑顔いっぱいの一日を過ごしました。
また明日からの活力となり、従業員一同一丸となり、ツバメ工業は、さらなる飛躍を目指します。
次世代育成支援対策推進法、女性活躍推進法に基づく 一般事業主行動計画を策定
夏季休業のお知らせ
平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、心から御礼申し上げます。
当社では下記の期間を夏季休業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、
ご了承の程宜しくお願いします。
夏季休業日:8月11日(日)~8月18日(日)
※8/19(月)より通常業務となります。
ツバメ工業株式会社
代表取締役社長 石川喜平