「へその緒が首に巻き付いている可能性があるので普通分娩から帝王切開になります。電話で申し訳ないのですが、手術をするにあたり、ご主人様の同意が必要です。」
翌日、大阪から香川まで車をとばし病院に行きました。
病院に着いて、妻の無事な姿を確認したあと、傍らに置いてある小さなベビーベッドの中で眠っているわが子の存在を確認しました。
小さな身体に小さな手足が動いていることに感動していると、妻がわが子を抱くように勧めてきました。手のひらにのせ顔を見ると、初対面で名前を呼んでやろうと意気込んで決めてきた名前が合わない・・・
一応、考えてきた名前を口に出してみましたが、どうも違和感がある。
もう一度、頭を白紙に戻して、出生届提出期限を気にしながら考えたことを思い出します。
その長男も、もう4歳。
もうすぐ生まれてくる弟に政権を奪われないかと薄々感じているようで、妻とは違った意味のマタニティーブルーになって、甘えたが炸裂しております。
次に生まれてくるわが子の名づけに頭を悩ましながら、新しい生命の誕生を楽しみにしています。
( 本社営業部:森田 )