こよみが最後の1枚になって、
ついにカウントダウンとなってしまいました。
年末の大掃除やら年賀状の準備やらに追われて、
まさに師走ですね。
そんな中、少しあいた時間に「利休にたずねよ」を観てきました。
時は戦国乱世の時代。
堺の商人の息子に生まれた利休は、少年時代を放蕩息子として過ごします。
その後成人し、茶の道に進み、そして信長に出会い人生が一遍します。
個人的には、足利幕府が崩壊するあたりから徳川幕府の2代目将軍秀忠に至る約100年間が一番興味深いです。まさにその時代が背景となっています。
この時代は注目する人物が多すぎて困ってしまいます。
余談ですが、来年のNHK大河ドラマ黒田如水をとても楽しみにしています。
映画の話に戻りますが、とにかく映し出される画がきれいです。
日本の四季というのは、神が日本人に与えた最高の贈り物ですね。
また、その表現力というのでしょうか。他国では真似が出来ない日本独自の最高芸術ですね。繊細な美的センスは、世界に誇れる突出した財産だと痛感しました。
そして、海老蔵の凛とした演技と青年期から老年期のメイクの技術です。デジタル映像にも全く遜色ない演出にも感動しました。
千利休といえば、戦国武将のたくさんの人物と絡んでいますので、その歴史書の入り口として捉えてもいいですし、ぜひご覧になってください。
家庭のモニターでは味わえない時間をすごすことができました。
( 福岡営業所:小野 )