今回は、先日神戸に訪れた際に立ち寄った、生田神社についてです。
今年の大河ドラマ「平清盛」に縁のある神社なのを思い出し、足を向けてみました。
そんな生田神社は1800年以上の歴史を有する古社。”生田さん”の名で親しまれ、縁結びの神さまとして、若い人の参拝が多いそうです。
カップルが一緒に参拝し、男性は白、女性は赤のお守りを受けると二人は結ばれるといわれています。また、境内の松尾神社にある杉の木に向かって一心に恋愛成就を願うと願いを叶えてくれるともいわれています。
源平一ノ谷合戦の際、平家軍は生田神社拝殿の背後にある楠で覆われた生田の森を東の城戸として、生田川に逆茂木を並べて陣を張り、平知盛を大将として源氏の範頼軍を迎え撃ちました。
境内には梶原源太景季が咲き誇る梅を箙に挿して奮戦したという「箙の梅」「梶原の井」また武蔵坊弁慶が義経の代理として参拝した折に奉納した竹などが史跡として残されています。
また、生田神社は、延喜式に記載された神社(式内社)で、806年に神社に租税を納める集落である神戸(かんべ)44戸が与えられ、生田神社に接したこれらの神戸(かんべ)が神戸村となり、現在の神戸市の地名の由来になったと伝えられています。
参考URL:
生田神社
生田神社(ウィキペディア)
( 品質保証部:福田 )