今日は、私の母の作品を紹介させてもらいたいと思います。
母はもともと季節の小物を飾るのも、何かを作るのも好きな人だったのですが、ここ数年は、
ふと思いついた時に毬を作るようになりました。それは折り紙を複数組み合わせて作った
10cm程のものなのですが、その一つ一つに花を おり込んでいるのです。
<梅>
春の桜、夏の向日葵、秋の木の実、冬の梅を始めとし、花以外にも鶴や風車なんてものもあります。
ここに載せているものは作品中のほんの一部です。
中には鈴を入れて、目だけでなく耳でも楽しめるようにしたものもあります。
そうそう、母はこれに飾り糸を付けてくす玉にすることも考えているようなんです。
昔は香料や薬草を錦の袋に詰めて、その袋を造花などで玉の形に飾り付けし、五色の糸を垂らしたものを
くす玉といい、主に5月5日の節句の魔よけとされたそうです。
もし完成した暁には、我が家の守護をお願いしたいですね。
(福田)