香川県多度津町の金剛禅総本山少林寺で、10月9日、年に一度の開放行事として親しまれている
「だるま祭」があり、家族連れら2千人以上が演武会やバザーなどの多彩なイベントを楽しみました。
本堂では、禅宗の開祖達磨大師の遺徳をしのぶ法要が行われ、拳士らによる模範演武などが
披露されました。今年の同祭は東日本大震災復興支援を掲げており、バザーなどの収益金の一部は
被災者支援に充てられます。
少林寺拳法は人づくりのための「行」であり、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」が
基本理念です。まず体と心を鍛えて頼りになる自分を作り、半分は他人のことも考え、人間同士が
ともに手をつないで生きていける社会を目指そうというのが基本とする考え方です。
私どもの会社も同じ考え方です。世のため、人のために役立つことをなすことが、人間として最高の
行為であるという信念で、利他の心を大切にしています。毎朝、石川社長からフィロソフィーを学んで
います、「人は何のために生きているのか。心を高めるため、魂を磨くためです。」
魂を磨くための1つとして「善行、利他行を積む」ことは大切です。仕事においても、生き方においても
私自身もっと、足るを知り、利他行に精進しなければならないと考えさせられる一日になりました。 (柏原)
少林寺だるま祭
2011年11月08日