先週の連休を使って、またお寺廻りをしてきました
四十六番札所 浄瑠璃寺からスタートし、愛媛県松山市周辺を巡ったあと海岸沿いを走り今治市へ
そこで一泊してから南下後、国道11号線を香川県に向かって進み、愛媛県最後の札所 六十五番
三角寺にて終了
今回のコースは、平地にある寺が主でさくさく行けるのですが、途中、歩き遍路最大の難所にして車
遍路最大の難所でもある第六十番札所 横峰寺がひかえています
横峰寺は役小角によって開基、修験道の霊山としても知られる西日本最高峰石鎚山(標高1,982m)
の北側中腹にあり、八十八ヶ所の札所の中では三番目に高い所(標高750m)に位置します
(冬の時期には通行止めになることも)。つづら折の続く走りにくい山道を登らねばならず、ふもとから
30分ほどもかかりますさらに駐車場から本堂まで15分ほど歩かなくてはならず行って帰ってくる頃には
息もたえだえ しかし、苦労があってこその達成感もあります
人里離れてひっそりと佇む古刹に身も心も清まりました
横峰寺を頂く石鎚山は若き日の弘法大師空海が修行した場所です
のちに唐から日本に帰って大同年間(806~810年)に入山した際、空海自身が御本尊の大日如来
座像を石楠花(シャクナゲ)の木に刻んだと伝えられています
弘法大師空海の目標達成に向かう意思の強さを見習いたいものです
(参考リンク : http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/60yokomineji/ ) (寺田)